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参考文献とリンク集----英米を中心とした近代政治思想

Ａ．年表、図表、事典、データベース等
Ｂ．入門書、概説書など（総説、思想家別）
Ｃ．個別研究その他

※お気づきの点等ございましたらこちらまでメールして頂けると幸いです。

Ｂ．入門書、概説書など

１．総説

※代表的な通史、入門書の類

鎌井敏和／泉谷周三郎／寺中平治編著1998『イギリス思想の流れ----宗教・哲学・科学を中心として』北樹出版

八巻和彦「中世の自然哲学からＦ.ベーコンへ」
鎌井敏和「ケンブリッジ・プラトン学派とその周辺」
寺中平治「近代科学の成立と宗教」
大久保正健「理神論の系譜」
一ノ瀬正樹「バークリにおける神と原因」
泉谷周三郎「ベンサム、Ｊ.Ｓ.ミルと宗教」
新井明「アングリカニズムとダーウィニズム」
間瀬啓允「ホワイトヘッドにおける宗教・哲学・科学」

神野慧一郎編1991『現代哲学のバックボーン』勁草書房
高橋裕子1998『イギリス美術』岩波新書〔※「Ⅰ　知られざるイギリス美術」「Ⅱ　宗教改革とその波紋」「Ⅲ　人間への飽くなき関心----肖像画」「Ⅳ　日常性の中の物語----風俗画〕「Ⅴ　「詩は絵のごとくに」----歴史・物語画」「Ⅵ　緑なす快き国イギリスに----風景画」「Ⅶ　音楽をめざす絵画----世紀末のイギリス美術」「Ⅷ　生活のための芸術」〕

２．思想家別文献と覚え書

※生年順。書店や図書館で比較的入手が容易で、短くて読みやすいものを優先的に載せています。

□オッカムのウィリアム（Occam, William of 1285-1349）

Ph.Boehner, Ockham Philosophical Writings, Hackett, 1990
渋谷克美訳注1999『『大論理学』注解Ⅰ』創文社（『論理学大全』第一部の全訳と注解）
『中世思想原典集成18　後期スコラ哲学』平凡社、1998
清水哲郎1990『オッカムの言語哲学』勁草書房
渋谷克美1997『オッカム『大論理学』の研究』創文社
稲垣良典1990『抽象と直観----中世後期認識理論の研究』創文社
山内志朗1992『普遍論争　近代の源流としての』哲学書房

□ウィクリフ（Wycliff, John 1329?-84）

□トマス・モア（More, Thomas 1478-1535）

田村秀夫『トマス・モア』（イギリス思想叢書）研究社

□フッカー（Hooker, Richard 1554?-1600）

□ベーコン（Bacon, Francis 1561-1626）

塚田富治『ベイコン』（イギリス思想叢書）研究社

□チャーベリーのハーバート（Edward, Herbert of Chirbury 1582/3-1648）

□ホッブズ（Hobbes, Thomas 1588-1679）

田中浩『ホッブズ』（イギリス思想叢書）研究社

□フィルマー（Filmer, Sir Robert 1588?-d. 1653）

□ミルトン（Milton, John 1608-74）

□ウィチカット（Whichcote or Whitchcote, Benjamin 1609-1683）

新井明／鎌井敏和共編1988『信仰と理性----ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』御茶の水書房
エルンスト・カッシーラー〔花田圭介監修／三井礼子訳〕『英国のプラトン・ルネサンス----ケンブリッジ学派の思想潮流』工作舎（1953年の英訳が底本。原著、1932）

□ヘンリー・モア（More, Henry 1614-1687）

新井明／鎌井敏和共編1988『信仰と理性----ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』御茶の水書房
エルンスト・カッシーラー〔花田圭介監修／三井礼子訳〕『英国のプラトン・ルネサンス----ケンブリッジ学派の思想潮流』工作舎（1953年の英訳が底本。原著、1932）

□カルヴァウェル（Culverwel, Nathanael 1615/19?-1651?）

新井明／鎌井敏和共編1988『信仰と理性----ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』御茶の水書房

□カドワース（Cudworth, Ralph 1617-1688）

新井明／鎌井敏和共編1988『信仰と理性----ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』御茶の水書房
エルンスト・カッシーラー〔花田圭介監修／三井礼子訳〕『英国のプラトン・ルネサンス----ケンブリッジ学派の思想潮流』工作舎（1953年の英訳が底本。原著、1932）

□ジョン・スミス（Smith, John 1618-1652）

新井明／鎌井敏和共編1988『信仰と理性----ケンブリッジ・プラトン学派研究序説』御茶の水書房
エルンスト・カッシーラー〔花田圭介監修／三井礼子訳〕『英国のプラトン・ルネサンス----ケンブリッジ学派の思想潮流』工作舎（1953年の英訳が底本。原著、1932）

□シドニー（Sidney or Sydney, Algernon 1622-1683）

□バニヤン（Bunyan, John 1628-88）

□カンバーランド（Cumberland, Richard 1631-1718）

□ロック（Locke, John 1632-1704）

浜林正夫『ロック』（イギリス思想叢書）研究社
下川潔2000『ジョン・ロックの自由主義政治哲学』名古屋大学出版会
山田園子1999「ジョン・ロックのキリスト教論再考」『広島法学』第23巻第２号（1999年10月）〔※ロックのキリスト教論に関する研究史の極めて詳細な整理〕

□グランヴィル（Glanvill, Joseph 1636-1680）

□ニュートン（Newton, Isaac 1642-1727）

□フレッチャー（Andrew Fretcher of Saltoun 1653-1716）

『民兵論との関連での統治論』（1687）
『人類の共通善に貢献する統治の正しい規制に関する対話』（1704）
『スペイン情勢論』（1698）
竹本洋［1988］「商業社会と統治----Ａ・フレッチャー、Ｄ・ヒューム、Ｊ・ステュアート」田中正司編『スコットランド啓蒙思想研究』北樹出版
篠原久［1986］『アダム・スミスと常識哲学』有斐閣
田中秀夫［1991］『スコットランド啓蒙思想史研究----文明社会と国制』ミネルヴァ書房

□デフォー（Defoe, Daniel 1660-1731）

□トレンチャード（Trenchard, John 1662-1723）

トレンチャード〔五十嵐武士訳〕1978「カトーの手紙　第60編（1721）」『アメリカ革命』研究社（アメリカ古典文庫）

□ハリントン（Harrington, James 1664-1693）

J. G. A. Pocock ed. and intr.,[1977] The Political Works of James Harrington, Cambridge University Press.
ハリントン〔田中浩訳〕1962「オシアナ」（抄訳）『世界大思想全集　社会・宗教・科学思想篇２　ホッブズ／ロック／ハリントン』河出書房新社
ハリントン〔浅沼和典訳〕1990-「ハリントンと『オーシアナ共和国』」明治大学『政経論叢』58巻～
ハリントン〔白石正樹訳〕1987「政治的格言集」『創価法学』17巻3・4号、71-85頁
的射場敬一1980「ハリントンの共和主義思想①」『政公研』９
的射場敬一1981「ハリントンの『土地所有＝権力』論」『政公研』10
的射場敬一1983「ハリントンの国家形態論」『政公研』12
的射場敬一1984「ハリントンの共和主義思想」渋谷浩編『啓蒙政治思想の形成』成文堂
的射場敬一1987「ハリントンのイスラエル共和国論①」『政公研』23
的射場敬一1995「ハリントン----国家形態と歴史」藤原保信ほか篇『西洋政治思想史Ⅰ』新評論

□スウィフト（Swift, Jonathan 1667-1745）

□トランド（Toland, John 1670-1722）

□マンデヴィル（Mandeville, Bernard 1670-1733）

□シャフツベリ伯〔三代〕（Cooper, Anthony Ashley, third Earl of Shaftesbury 1671-1713）

エルンスト・カッシーラー〔花田圭介監修／三井礼子訳〕『英国のプラトン・ルネサンス----ケンブリッジ学派の思想潮流』工作舎（1953年の英訳が底本。原著、1932）〔※第６章「ケンブリッジ学派の終焉と影響」が美しいシャフツベリ論となっている。〕
エルンスト・カッシーラー〔根占献一訳〕1995「シャフツベリと英国におけるプラトン主義ルネサンス」『シンボルとスキエンティア----近代ヨーロッパの科学と哲学』ありな書房（独自の編集による邦訳論文集。同論文の初出は1930-31年）

□アディスン（Addison, Joseph 1672-1719）

□スティール（Steele, Richard 1672-1729）

□クラーク（Clarke, Samuel 1675-1729）

□バークリー（Berkeley, George 1685-1753）

□ポープ（Pope, Alexander 1688-1744）

□ウォーバトン（Warbeurton, William 1689-1779）

□バトラー（Butler, Joseph 1692-1752）

□ハチスン（Hutcheson, Francis 1694-1746）

ハチスン〔山田英彦訳〕1983『美と徳の観念の起源』玉川大学出版部（底本は1938年の第４版）

□ウェスリ（Wesley, John 1703-1791）

□ハートリ（Hartley, David 1705-1757）

□ジョンソン（Johnson, Samuel 1709-84）

□リード（Reid, Thomas 1710-1796）

□ヒューム（Hume, David 1711-76）

泉谷周三郎『ヒューム』（イギリス思想叢書）研究社
デイヴィッド・ヒューム〔田中敏弘訳〕『ヒューム政治経済論集』御茶の水書房〔※底本は1752年版。訳者による「解題　ヒュームにおける「人間の科学」と『政治経済論集』」を収録〕

「商業について」
「技術における洗練について」
「貨幣について」
「利子について」
「貿易差額について」
「貿易上の嫉妬について」
「勢力均衡について」
「租税について」
「公信用について」
「若干の注目に値する法慣習について」
「古代諸国民の人口について」
「原始契約について」
「絶対的服従について」
「党派の歩み寄りについて」
「新教徒による王位継承について」
「完全な共和国についての設計案」

デイヴィッド・ヒューム〔福鎌忠恕／斉藤繁雄訳〕1972『宗教の自然史』法政大学出版局（ヒューム宗教論集１？）

多神教が人間の原初的宗教であったこと
多神教の起源
同一主題の続き〔多神教の起源〕
世界の創造者ないし形成者とみなされたのではない神々
多神教のさまざまな形態・寓意譚、英雄崇拝
多神教からの一神教の起源
この学説の確証
多神教と一神教の栄枯盛衰
迫害と寛容に関して、これら諸宗教の比較
勇気ないしは卑下に関して
合理性ないしは不条理に関して
懐疑ないしは確信に関して
両種の民衆的宗教における神の本性についての不敬虔な概念
民衆的宗教の道徳への悪影響
一般的結論

デイヴィッド・ヒューム〔福鎌忠恕／斉藤繁雄訳〕1975『自然宗教に関する対話』（ヒューム宗教論集２）法政大学出版局
デイヴィッド・ヒューム〔福鎌忠恕／斉藤繁雄訳〕1985『奇蹟論・迷信論・自殺論』（ヒューム宗教論集３）法政大学出版局

「奇蹟について」
「特殊的摂理と未来〔来世〕の状態について」
「迷信と熱狂について」
「自殺について」
「魂の不死性について」
「一郷士よりエディンバラの一友人に宛てた一書簡」
「エリオットよりヒューム宛て書簡」
「アダム・スミス書簡」
「自叙伝」

Ｄ・ヒューム〔渡部峻明訳〕1990『人間知性の研究　情念論』晢書房

□バー（Burgh, James 1714-1775）

□ファーガスン（Ferguson, Adam 1723-1816）

□スミス（Smith, Adam 1723-90）

山崎怜『アダム・スミス』（イギリス思想叢書）研究社
アダム・スミスの会監修〔水田洋ほか訳〕1993『アダム・スミス哲学論文集』名古屋大学出版会

「編者から読者に」
「哲学的研究を導き指導する諸原理----天文学の歴史によって例証される」
「哲学的研究を導き指導する諸原理----古代物理学の歴史によって例証される」
「哲学的研究を導き指導する諸原理----古代論理学と古代形而上学の歴史によって例証される」
「いわゆる模倣芸術においておこなわれる模倣の本性について」
「音楽、舞踏および詩のあいだの親近生について」
「ある種のイギリスの詩形とイタリアの詩形との親近性について」
「外部感覚について」
［付録］

「ジョンスン『辞典』の批評」（『エディンバラ評論』（1755-56）への寄稿文）
「『エディンバラ評論』同人たちへの手紙」（『エディンバラ評論』（1755-56）への寄稿文）
「ウィリアム・ハミルトン『折々の詩』（1748）の序文」
「ウィリアム・ハミルトン『折々の詩』（1758）の序文」

□レイノルズ（Reynolds, Joshua 1723-92）

□バーク（Burke, Edmund 1729-97）

エドマンド・バーク〔中野好之編訳〕2000『バーク政治経済論集』法政大学出版局〔※詳細な「作品解題」「解説」「略年譜」を収録〕

「短命な前内閣についての短い報告」1766
「現代の不満の原因を論ず」1770
「アメリカへの課税についての演説」1774
「ブリストル到着ならびに投票終了に際しての演説」1774
「植民地との和解決議の提案についての演説」1775
「ブリストルの執行官への手紙」1777
「ブリストル市在住の紳士への手紙二通」1778
「経済改革演説」1780
「議会任期の短縮法案についての演説」1780
「ブリストルの選挙に臨んでの演説」1780
「投票拒否についてのブリストル演説」1780
「下院代表の状態を調整する委員会についての演説」1782
「フォックスのインド法案についての演説」1783
「フランス国民議会議員への手紙」1791
「新ウィッグから旧ウィッグへの上訴」1791
「フランスの国情についての考察」1791
「サー・ハーキュリズ・ラングリッシへの手紙」1792
「ユニテリアン協会の陳情についての演説」1792
「一貴族への手紙」1796
「国王弑逆の総裁政府との講和」1796

エドマンド・バーク〔中野好之訳〕1999『崇高と美の観念の起源』みすずライブラリー
エドマンド・バーク〔半澤孝麿訳〕1997『フランス革命の省察』みすず書房
水田洋編1973『中公世界の名著　バーク　マルサス』中央公論社〔※水田洋訳「フランス革命についての省察」と水田珠枝訳「自然社会の擁護」を収録〕
中野好之1977『評伝バーク----アメリカ独立戦争の時代』みすず書房

□プリーストリ（Priestley, Joseph, LL.D. 1733-1804）

□ジョン・ミラー（1735-1801）

田中秀夫1999『啓蒙と改革----ジョン・ミラー研究』名古屋大学出版会

□ビーティ（Beattie, James 1735-1803）

□ギボン（Gibbon, Edward 1737-94）

□ペイン（Paine, Thomas 1737-1809）

□“フェデラリスト”（John Jay 1745-1829, Alexander Hamilton 1755?-1804, James Madison 1751-1836）

The Federalist Papers、The Anti-Federalist Papers（A Hypertext on American History、SEARCH）
ハミルトン／ジェイ／マディソン（匿名＝“パブリアス”）〔斎藤眞／武則忠見訳〕1991『ザ・フェデラリスト』福村出版
ハミルトン／ジェイ／マディソン（匿名＝“パブリアス”）〔斎藤眞／中野勝郎抄訳〕1999『ザ・フェデラリスト』岩波文庫

□ベンサム（Bentham, Jeremy 1748-1832）

永井義雄『ベンサム』（イギリス思想叢書）研究社

□ゴドウィン（Godwin, William 1756-1836）

□ブレイク（Blake, William 1757-1827）

□ウルストンクラフト（Godwin, Mary 〔nee Wollstonecraft〕1759-97）

□コベット（Cobbett, William 〔Peter Porcupine〕1763-1835）

□マルサス（Malthus, Thomas Robert 1766-1834）

□エッジワース（Edgeworth, Maria 1767-1849）

□ワーズワース（Wordsworth, William 1770-1850）

□オウエン（Owen, Robert 1771-1858）

土方直史『ロバート・オウエン』（イギリス思想叢書）研究社

□コールリッジ（Coleridge, Samuel Taylor 1772-1834）

□ミル、ジェイムズ（Mill, James 1773-1836）

山下重一『ジェイムズ・ミル』（イギリス思想叢書）研究社

□サウジー（Southey, Robert 1774-1843）

□オースティン（Austen, Jane 1775-1817）

□ヘイズリット（Hazlitt, William 1778-1830）

□ホエットリー（Whately, Richard 1787-1863）

□バイロン（Byron, George Gordon 1788-1824）

□キーブル（Keble, John 1792-1866）

□キーツ（Keats, John 1795-1821）

□カーライル（Carlyle, Thomas 1795-1881）

Ａ.Ｌ.ルケーン〔樋口欣三訳〕1995『カーライル』教文館（コンパクト評伝シリーズ10、原著、1982）

□Ｔ・アーノルド（Arnold, Thomas 1795-1842）

□マコーレー（Macaulay, Thomas Babington 1800-59）

□ピュージ（Pusey, Edward Bouverie 1800-82）

□ニューマン（Newman, John Henry 1801-90）

高田恵利子1997「ジョン・ヘンリー・ニューマン----人と霊性」『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第５号(1997/03/30)、117-133頁
川中なほ子1986「ニューマンの『大学の理念』」上智大学『ソフィア----西洋文化ならびに東西文化交流の研究』第35巻４号（1986）（特集＝高等教育のゆくえ）38-48頁

□ディズレーリ（Disraeli, Benjamine 1804-81）

□コブデン（Cobden, Richard 1804-65）

□モーリス（Maurice, Frederick D. 1805-72）

□スターリング（Sterling, John 1806-44）

□ミル、ジョン・ステュアート（Mill, John Stuart 1806-73）

小泉仰『Ｊ.Ｓ.ミル』（イギリス思想叢書）研究社

□ダーウィン（Darwin, Charles Robert 1809-82）

□グラッドストン（Gladstone, William Ewart 1809-98）

□ロウ（Lowe, Robert 1811-1892）

□ブライト（Bright, John 1811-1888）

□スマイルズ（Smiles, Samuel 1812-1904）

□モズリ（Mozley, James Bowling 1813-1878）

□スタンリー（Stanley, D. A. 1815-1881）

□ジョウエット（Jowett, Benjamin 1817-93）

□フルード（Froude, James Anthony 1818-94）

□キングスリ（Kingsley, Charles 1819-75）

□ジョージ・エリオット（Eliot, George 1819-80）

□ラスキン（Ruskin, John 1819-1900）

□スペンサー（Spencer, Herbert 1820-1903）

□Ｍ・アーノルド（Arnold, Matthew 1822-88）

□トマス・ヒューズ（Hughes, Thomas 1822-96）

□ハクスリ（Huxley, Thomas Henry 1825-95）

□バジョット（Bagehot, Walter 1826-77）

岩重正敏1995「バジョット『フィジック巣・アンド・ポリティックス』----その標題と主題」佐々木毅編『自由と自由主義----その政治思想的諸相』東京大学出版会、1995

□Ｊ・Ｆ・スティーヴン（Stephen, Sir James Fitzjames 1829-1894）

□ハリスン（Harrison, Frederick 1831-1923）

□Ｌ・スティーヴン（Stephen, Leslie 1832-1904）

Ｌ．スティーヴン〔岡本圭次郎訳〕1956『十八世紀における英文学と社会』研究社（訳書には原著が何年か記されていない。「著者評伝」の邦訳を収録）

□モリス（Morris, William 1834-96）

木村正身『ウィリアム・モリス』（イギリス思想叢書）研究社

□アクトン（Lord Acton 1834-1902）

佐々木毅2000「アクトンと良心の自由主義」政治思想学会『政治思想研究』創刊号（2000年５月）

□グリーン（Green, Thomas Hill 1836-82）

□シジウィック（Sidgewick, Henry 1838-1900）

行安茂編1992『Ｈ・シジウィク研究----現代正義論への道』以文社

山内峰行「ヴィクトリア朝時代のイギリス社会と政治」
行安茂「シジウィクとケンブリッジ大学」
萬田悦生「立法の問題とシジウィクの政治論」
深貝保則「シジウィクの経済社会論」
山内峰行「ヴィクトリア朝時代の終焉とアメリカの台頭」
行安茂「シジウィク倫理学の方法と問題」
横山兼作「シジウィクの自愛とＪ.バトラー」
塚崎智「シジウィクの直覚主義」
泉谷周三郎「Ｊ.Ｓ.ミルの功利主義とシジウィク」
行安茂「シジウィクの快楽主義とＴ.Ｈ.グリーン」
行安茂「日本におけるシジウィク倫理学の影響とその限界」
行安茂「シジウィクからＧ.Ｅ.ムアへ」
加賀裕郎「Ｗ.ジェイムズとＪ.デューイ」
泉谷周三郎「自然主義の誤謬と直覚主義の倫理学」
寺中平治「Ｒ.Ｍ.ヘア倫理学の方法」
島田三郎「Ｇ.Ｌ.スティーヴンソンの方法と言語」
行安茂「シジウィクとＪ.ロールズ」

□ペイター（Pater, Walter 1839-94）

□Ｗ・ジェイムズ（James, William 1842-1910）

William James

□パース（Charles Sanders Peirce　1839‐1914）

□ブラッドリー（Francis Herbert Bradley　1846‐1924）

□ボーザンケト（Bernard Bosanquet　1848‐1923）

□ショー（Shaw, George Bernard 1856-1950）

□Ｓ・ウェッブ（Webb, Sidney James 1858-1947）

□Ｇ・ウォーラス（Wallas, Graham 1858-1932）

Ｇ・ウォーラス〔石上良平／川口浩訳〕『政治における人間性』創文社（原著、1908）
杉田敦1986「人間性と政治----グレアム・ウォーラスの政治理論」（上・下）『思想』739,741

□デューイ（John Dewey　1859‐1952）

Festenstein, Matthew [1997] Pragmatism & Political Theory: From Dewey to Rorty, The University of Chicago Press.
アーヴィン・エドマン編著〔荘司雅子ほか訳〕『ジョン・デューイ----その哲学の現代への寄与』刀江書院（原著、1955）

序説
哲学の改造（1920）

「変化しつつある哲学の概念」
「変化した経験と理性の概念」
「社会哲学の改造」

教育の哲学
人間性と行為（1922）

「行為における習慣の位置」
「行為における衝動の位置」

知性と探求（『論理学』1938）

「探求の生物学的基礎」
「探求の型」

人間の自由のもちいかた（『自由と文化』1939）

「自由の問題」
「文化と人間性」
「民主主義とアメリカ」

共通経験の宗教（『共通の信仰』1934）

「信仰とその対象」
「人間に内在する宗教的機能」

道徳的理想としての民主主義（『普通人の哲学』1940）

「創造的民主主義----われわれの眼前の課題」

年表と主要著作

デューイ1995『哲学・心理学論文集』（河村望訳『デューイ＝ミード著作集１』）人間の科学社

「唯物論の形而上学的前提」1882
「スピノザの汎神論」1882
「知識と感覚の相対性」1883
「カントと哲学的方法」1884
「新しい心理学」1884
「魂と肉体」1886
「心理学的観点」1886
「哲学的方法としての心理学」1886
「観念化としての知識」1887
「民主主義の倫理」1888
「進化と倫理」1898
「プラグマティズムで実際的とは、なにを意味するか」1908
「ダーウィン主義の哲学への影響」1909
「絶対主義から実験主義へ」1930
「私の知っているジョージ・ハーバート・ミード」1931
「Ｇ・Ｈ・ミード『現在の哲学』序文」

デューイ1995『哲学の再構成』（河村望訳『デューイ＝ミード著作集２』）人間の科学社

哲学の再構築（1917）

「哲学観の変化」
「哲学の再構成における歴史的要因」
「哲学の再構成における科学的要因」
「経験と理性の概念の変化」
「観念的なものと実在的なものとの概念の変化」
「論理学的再構成の意義」
「道徳観念の再構成」
「社会哲学に影響を与える再構成」

序論----25年後にみた再構成（1948）
三人の同時代の哲学者----北京でなされた六回の講義（1920）

「ウィリアム・ジェイムズ 1842-1910」
「アンリ・ベルクソン 1859-1941」
「バートランド・ラッセル 1872-1970」

哲学の回復の必要（1917）

デューイ1995『人間性と行為』〔1922,1917〕（河村望訳『デューイ＝ミード著作集３』）人間の科学社
デューイ1997『経験と自然』〔1925〕（河村望訳『デューイ＝ミード著作集４』）人間の科学社〔※総目次〕
デューイ1996『確実性の探求』〔1929〕（河村望訳『デューイ＝ミード著作集５』）人間の科学社
小西中和198103「ジョン・デューイの政治思想についての一考察」『東海女子大学紀要』1号 27-59
小西中和198301「ジョン・デューイの平和思想についての一考察」横越英一編198301『政治学と現代世界』御茶の水書房、pp.493-522.
小西中和198303「1930年代におけるジョン・デューイの政治論についての一考察(1)」『東海女子大学紀要』3号 pp.25-44.
小西中和198403「1930年代におけるジョン・デューイの政治論についての一考察(2)」『東海女子大学紀要』4号 pp.32-52.
小西中和1991『デューイ政治哲学研究序説----思想形成過程試論』（滋賀大学経済学部研究叢書19）非売品
小西中和199602「デューイ平和思想ヘの視点」滋賀大学経済学会『彦根論叢』300号、pp.177-194.
藤田文子199204「二十世紀の思想的リーダー」亀井俊介編199204『アメリカの文化--現代文明をつくった人たち』弘文堂、pp.80-107.
新川健三郎198203「1930年代のアメリカにおけるリベラル知識人のソ連観」東京女子大学史学研究室『史論』第35集、pp.123-139.
草谷晴夫198206「デュ－イの政治哲学と教育----「The Public and Its Problems」を中心にして」『日本デュ－イ学会紀要』23、pp.20-26.
大久保正健198006「デュ－イの「民主主義」についての若干の考察」『日本デュ－イ学会紀要』21、pp.20-25.
平田忠輔197911「ジョン・デュ－イとアメリカ・リベラリズム----社会的知性の展開」『同志社法学』31（4）pp.504-538.
山口恒夫197309「トマス・ジェファソンの民主主義の理念における道徳的意味」『日本デュ－イ学会紀要』14、pp.73-80.
松浦鶴造197710「デュ－イの民主主義の教育」『日本デュ－イ学会紀要』18、pp.2-8.
高井薫197810「デュ－イの政治論についての一考察」『日本デュ－イ学会紀要』19 、pp.9-15.
津村寛二197709「書評----J.デューイ著足立幸男訳『ドイツ哲学と政治』」『帝塚山大学論集』17、102-110頁。
上林良一198512「ベントリーとデューイの連関----トランスアクションの形成」『関西大学法学論集』35巻3-5号、783-808頁。
上林良一198612「トランスアクションの概念----デューイとベントリーの共同研究」『関西大学法学論集』36巻3-5号、959-984頁。
上林良一198710「J．デューイの公衆論とW．リップマンの政治思想」『関西大学法学論集』37（2・3）、451-476頁。
小西中和198909「初期デューイにおける「哲学の課題と方法」----デューイ政治思想研究」『彦根論叢』258・259、257-284頁。
平田忠輔199601「リベラリズムとプラグマティズム（1）----ジョン・デューイにおける「探求の論理」と政治」『同志社法学』47（5）、1297-1342頁
小西中和199811「ジョン・デュ－イの政治思想の形成」『彦根論叢』315、83-102頁。
上野正道1999「デュ－イ教育思想における公共性の政治----大衆社会成立期のエ－トスの問題」『幼児教育学研究』6、18-24頁。
佐藤学200001「公共圏の政治学----両大戦間のデュ－イ」『思想』907、18-40頁。

□ホワイトヘッド（Whitehead, Alfred North 1861-1947）

田中裕「ホワイトヘッド『科学と近代世界』」村上陽一郎編『現代科学論の名著』中公新書、1989

□ヴェーバー（Weber, Max 1864-1920）

出口勇蔵「マックス-ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』」河野健二編『世界の名著----マキアヴェリからサルトルまで』中公新書、1963
牧野雅彦「ウェーバー『職業としての政治』」佐々木毅編『現代政治学の名著』中公新書、1989

□シモンズ（Symons, Arthur 1865-1945）

□ラッセル（Russell, Bertrand 1872-1970）

□Ｇ・Ｅ・ムア（Moore, George Edward 1873-1959）

□チェスタトン（Chesterton, Gilbert Keith 1874-1936）

□トレヴェリアン（George Macaulay Trevelyan　1876‐1962）

□Ｅ・Ｍ・フォースター（Forster, Edward Morgan 1879-1970）

□トーニー（Richard Henry Tawney　1880‐1962）

□ケインズ（John Maynard Keynes　1883‐1946）

□シュンペーター（Joseph A. Schumpeter 1883-1950）

Ｊ．シュンペーター〔中山伊知郎／東畑精一訳〕『資本主義・社会主義・民主主義』東洋経済新報社（原著、1942）

□Ｄ・Ｈ・ロレンス（Lawrence, David Herbert 1885-1930）

□Ｔ・Ｅ・ヒューム（Hulme, Thomas Earnest 1888-1917）

□Ｔ・Ｅ・ロレンス（Lawrence, Thomas Edward 1888-1935）

□Ｔ・Ｓ・エリオット（Eliot, Thomas Stearns 1888-1965）

□ネーミア（Lewis Bernstein Namier　1888‐1960）

□Ｃ・ドウソン（Dawson, Christopher 1889-1970）

□Ｗ・リップマン（Lippmann, Walter 1889-1974）

Ｗ・リップマン〔掛川トミ子訳〕『世論』（上・下）岩波文庫（原著、1922）

□コリングウッド（Collingwood, Robin George 1889‐1943）

コリングウッド〔小松茂夫／三浦修訳〕1970『歴史の観念』紀伊國屋書店（原著、1946）
コリングウッド〔近藤重明訳〕1973『芸術の原理』勁草書房
コリングウッド〔玉井治訳〕1981『思索への旅----自伝』未来社
コリングウッド〔平林康之／大沼忠弘訳〕1980『自然の観念』みすず書房
コリングウッド〔峠尚武／篠木芳夫訳〕1986『歴史哲学の本質と目的』未来社
有光秀行「コリングウッド『歴史の観念』」樺山紘一編『現代歴史学の名著』中央公論社
中金聡1998「ヨーロッパ文明の危機と政治哲学----Ｒ.Ｇ.コリングウッド『新リヴァイアサン』再考」飯島昇藏編『両大戦間期の政治思想』新評論

□ウィトゲンシュタイン（Wittgenstein, Ludwig 1889-1951）

Tractatus Logico-Philosophicus
Lugwig Wittgenstein, Tractatus Logico-Philosophicus, (Hypertext of the Ogden bilingual edition).
Lois Shawver, "Commentary on Wittgenstein's Philosophical Investigations."
The Wittgenstein Archives at the University of Bergen
Wittgenstein（Brian W. Carver）
村上陽一郎「ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』」村上陽一郎編『現代科学論の名著』中公新書、1989

□リード（Read, George Herbert 1893-1968）

□シュトラウス、レオ（Strauss, Leo 1899‐1973）

飯島昇蔵1998「戦間期のレオ・シュトラウス----「政治的なもの」との出会い」飯島昇藏編『両大戦間期の政治思想』新評論

□ハイエク（Hayek, Friedrich A. 1899-1992）

【入門的な一次文献】

ハイエク／田中真晴・田中秀夫編訳『市場・知識・自由』（ミネルヴァ書房、1986）
ハイエク／一谷藤一郎訳『隷属への道－全体主義と自由』（東京創元社、1987）

【入門的な二次文献】

嶋津格「Ｆ.Ａ.ハイエク－忘却の淵から蘇った自由主義の不死鳥」『法学セミナー』1985年６月号
玉木秀敏1991「ハイエク『自由の条件』」足立幸男編『現代政治理論入門－原典で学ぶ15の理論』ミネルヴァ書房
足立幸男「ハイエク『隷属への道』」佐々木毅編『現代政治学の名著』（中公新書、1989）
小島専孝「ハイエク『市場・知識・自由』」佐和隆光編『現代経済学の名著』（中公新書、1989）
山崎好裕1999「自生的秩序－ハイエク『隷属への通』1944年」『経済学の知恵－現代を生きる経済思想』ナカニシヤ出版
ノーマン・バリー「ハイエク」ペルチンスキー＆グレイ編／飯島昇蔵・千葉眞ほか訳『自由論の系譜－政治哲学における自由の観念』（行人社、1987）

【一次文献】

西山千明ほか監修『ハイエク全集』（新装版、春秋社、1997-）

『貨幣理論と景気循環』
『利潤、利子および投資』
『個人主義と経済秩序』
『感覚秩序』
『自由の価値－自由の条件（１）』
『自由と法－自由の条件（２）』
『福祉国家における自由－自由の条件（３）』
『ルールと秩序－法と立法と自由（１）』
『社会正義の幻想－法と立法と自由（２）』
『自由人の政治的秩序－法と立法と自由（３）』

迫間眞治郎訳『集産主義計画経済の理論』（実業之日本社、1950）
佐藤茂行訳『科学による反革命－理性の濫用』（木鐸社、1979）

【二次文献】

－研究書等（邦語）－

D.P.オブライエン、ジョン・R.プレスリー編／井上琢智 [ほか] 訳『近代経済学の開拓者』（昭和堂、1986）
F.A.フォン・ハイエク講演『ハイエク教授を囲んで』（日本経済調査協議会、1975）
R.ツィントル／井上孝[ほか]訳『ハイエクとブキャナン－個人主義秩序理論の再検討』（行人社、1991）
エイモン・バトラー／鹿島信吾、清水元訳『ハイエク－自由のラディカリズムと現代』（筑摩書房、1991）
ジョン・グレイ／照屋佳男・古賀勝次郎訳『ハイエクの自由論』（行人社、1985）
ジョン・グレイ／照屋佳男・古賀勝次郎訳『ハイエクの自由論』（行人社、増補版、1989）
スティーヴン・クレスゲ、ライフ・ウェナー編／嶋津格訳『ハイエク、ハイエクを語る』（名古屋大学出版会、2000）
トム・B・ボットモア／小澤光利訳『近代資本主義の諸理論－マルクス・ウェーバー・シュムペーター・ハイエク』（亜紀書房、1989）
ノーマン・P.バリー／矢島鈞次訳『ハイエクの社会・経済哲学』（春秋社、1984）
間宮陽介『ケインズとハイエク－「自由」の変容』（中公新書、1989）
橋本努『自由の論法－ポパー・ミーゼス・ハイエク』（創文社、1994、現代自由学芸叢書）
経済同友会編『近代経済学系譜』（日本経済新聞社、1949）
古賀勝次郎『ハイエクと新自由主義－ハイエクの政治経済学研究』（行人社、1983）
古賀勝次郎『ハイエクの政治経済学』（新評論、1981）
古賀勝次郎『ハイエク経済学の周辺』（行人社、1985）
江頭進『F.A.ハイエクの研究』（日本経済評論社、1999）
篠塚慎吾、中村秀一 [報告]『ハイエクの社会経済哲学－自主的秩序を中心として』（大東文化大学経済研究所、1996）
千種義人『現代景気理論－ハイエク景気理論の研究』（理想社、経済新書、1948）
大北文次郎『ハイエクに於ける節約』（昭和高等商業學校、1939）
田中金司『中立貨幣理論に於けるハイエクとケインズ』（神戸商業大学商業研究所、商業研究所講演集、1935）
渡部昇一『ハイエク－マルクス主義を殺した哲人』（PHP研究所、1999）
渡辺幹雄『ハイエクと現代自由主義－「反合理主義的自由主義」の諸相』（春秋社、1996）
嶋津格『自生的秩序－ F.A.ハイエクの法理論とその基礎』（木鐸社、1985）
日本経済新聞社編『現代経済学の巨人たち－ 20世紀の人・時代・思想』（日本経済新聞社、1994）
平井俊顕『ケインズ・シュムペーター・ハイエク－市場社会像を求めて』（ミネルヴァ書房、2000）
有澤廣巳監修／経済展望談話会編／有澤廣巳 [ほか] 執筆『一九九〇年代の日本経済』（経済展望談話会、1985、経済展望談話会セミナー第11集）
落合仁司『保守主義の社会理論－ハイエク・ハート・オースティン』（勁草書房、1987）

－論文等（邦語）－

［講演］FriedrichA．von Hayek／森池豊武［訳］「ハイエクとの対話－科学と社会主義〔含質疑応答〕」『現代思想』20（4）：30-44(199204）
［対談］岩井克人／嶋津格「ルールを成立させるルール（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：36-54(199112）
［対談］西山千明／渡部昇一「法に先立つ「自由」－ハイエクの遺したもの」『諸君』24（6）：182-190(199206）
Charles Taylor／田中智彦［訳］「アトミズム（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：193-215頁(199404）
D．Askew「リバタリアニズム研究序説－ 1 －最小国家論と無政府資本主義の論争をめぐって」『法学論叢』135（6）：44-65(199409）
D．Askew「リバタリアニズム研究序説－ 2完－最小国家論と無政府資本主義の論争をめぐって」『法学論叢』137（2）：90-114(199505）
David Askew「ハイエクの自由擁護論の限界－リバタリアンの言説を手がかりに（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：75-84頁(199112）
Ellen Frankel Paul／浅野有紀・那須耕介［訳］「自由主義・意図せざる秩序・進化論（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：180-204(199112）
F．A．Hayek／杉田秀一［訳］「複雑現象の理論（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：122-139(199112）
Naomi Moldofsky／萩原能久［訳・解説］「開かれた社会－ハイエク vs ポパー？（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：85-99(199112）
V．Vanverg／石山文彦［訳］「自生的市場秩序と社会の諸ルール－ F．A．ハイエクの文化の進化論の批判的検討（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：140-159(199112）
フリ－ドリヒ・ハイエク／鬼塚雄丞［訳］「文明社会の精神的病い－知力過信を排して市場原理への認識を（記念講演）」『エコノミスト』59（51）：28-34(19811208）
安藤次男「現代アメリカ政治の変容とリバータリアン党」『立命館国際研究』11（3）：437-452頁(199903）
井上一夫「ハイエク研究文献目録（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：別1-16(199112）
一谷藤一郎「フリ－ドリッヒ・ハイエク（1974年受賞）－「自由の創造」をめざして（現代経済学の潮流と主体－ノ－ベル賞の経済学者＜特集＞）」『経済セミナ－』275：24-25(197712）
越智保則「ハイエクにおける自由と社会的正義」『福岡教育大学紀要 2分冊社会科編』45：1-13(1996）
越智保則「ハイエクによる福祉国家批判と市場秩序の防衛」『福岡教育大学紀要 2分冊社会科編』44：17-29(1995）
越智保則「ハイエクの市場理論とその方法」『福岡教育大学紀要 2分冊社会科編』47：15-28(1998）
越智保則「ハイエクの労働市場政策論」『福岡教育大学紀要 2分冊社会科編』49：13-26(2000）
加瀬正一「ハイエクの「競争的諸通貨制度」をめぐって（〔東京銀行〕開業30周年記念号＜特集＞－上－）」『東京銀行月報』29（2）：16-21(197702）
加藤寛孝「自由経済社会の倫理的基礎－スミスとハイエクに則して（日本経済政策学会第51回大会－準共通論題）」『日本経済政策学会年報』43：50-58(1995）
河野良太「スラッファのハイエク批判とその評価」『経済情報学論集』13：85-115(199911）
河野良太「ハイエクの中立貨幣論」『経済情報学研究』19：1-83(199912）
河野良太「ハイエクの通貨制度改革論」『経済情報学論集』12：23-78(199902）
蒲島郁夫／竹中佳彦「日本人のイデオロギー－ 5 －自由主義－ 2 －リバタリアンとエガリタリアンへの分化」『選挙』46（3）：23-26頁(199303）
間宮陽介「ハイエクと現代世界－下－「自由」のユ-トピアン－教条的民主主義への批判」『エコノミスト』68（17）：82-87(19900417）
間宮陽介「ハイエクと現代世界－上－資本主義と社会主義の優劣－「隷従への道」としての計画主義」『エコノミスト』68（14）：90-96(19900403）
間宮陽介「ハイエクと現代世界－中－歴史が生み出した文明としての「市場」－「作られた秩序」と「成長した秩序」」『エコノミスト』68（15）：82-87(19900410）
吉沢昌恭「ハイエクの思想－ 1 －二種類の自由主義についての研究」『広島経済大学経済研究論集』4（2）：51-89(198107）
吉沢昌恭「ハイエクの思想－ 2 －自由主義秩序の再興」『広島経済大学経済研究論集』4（3）：73-103(198111）
吉沢昌恭「ハイエクの思想－ 3 －」『広島経済大学経済研究論集』4（4）：127-134(198202）
吉沢昌恭「自由主義社会に於ける国家の役割－ F．A．ハイエクの所説」『広島経済大学経済研究論集』3（3）：43-60(198011）
吉田靖彦「社会主義経済崩壊の理論に向けて（10）ミ－ゼス派対ハイエク派（承前）」『経済学論集』8（1）：1-26(199910）
吉田靖彦「社会主義経済崩壊の理論に向けて(11)ミ-ゼス派対ハイエク派」『経済学論集』9(1)：1-19(2000）
吉田靖彦「社会主義経済崩壊の理論に向けて（8）ミ－ゼス派対ハイエク派（承前）」『経済学論集』7（1）：1-24(199810）
吉田靖彦「社会主義経済崩壊の理論に向けて（IX）－ミ－ゼス派対ハイエク派（承前）」『経済学論集』7（2）：1-24(199903）
久保田博道「初期ハイエクにおける貨幣認識に関する一考察－理論的側面を中心にして」『経済学論集』7（1）：153-169(199810）
久保田博道「初期ハイエクにおける通貨制度認識に関する一考察－「貨幣的国家主義と国際安全性」から」『経済学論集』9(1)：41-66(2000）
橋本努「ハイエクの迷宮－方法論的転換問題（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：160-179(199112）
古河幹夫「ハイエクと市場秩序」『長崎県立国際経済大学論集』24（3・4）：1-14(199103）
古賀勝次郎「ハイエクの人と業績を偲ぶ－「流行を恐れよ」自践した生涯」『経済セミナ-』449：38-41(199206）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 1 －ハイエクの社会科学方法論（高橋赳夫教授古稀記念号）」『早稲田社会科学研究』17：3-30(197712）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 10 －オ－ストリア学派におけるハイエクの位置－ 2 －」『早稲田社会科学研究』26：47-75(198303）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 11 －ハイエクと現代経済学」『早稲田社会科学研究』27：1-36(198307）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 2 －自由と法と法律」『早稲田社会科学研究』18：1-29(197812）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 3 －正義、政治および経済政策」『早稲田社会科学研究』19：27-58(197910）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 4 －抽象・規則・秩序」『早稲田社会科学研究』20：53-84(198002）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 5 －ハイエクの経済理論」『早稲田社会科学研究』21：1-29(198011）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 6 －ハイエクのケインズ体系批判」『早稲田社会科学研究』22：45-74(198103）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 7 －ハイエクとオルド－学派－ 1 －」『早稲田社会科学研究』23：43-64(198112）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 8 －ハイエクとオルド－学派－ 2 －」『早稲田社会科学研究』24（合併号早稲田人文自然科学研究21号）：191-215(198203）
古賀勝次郎「ハイエク社会理論体系の研究－ 9 －オ－ストリア学派におけるハイエクの位置－ 1 －」『早稲田社会科学研究』25：39-56(198207）
杭田俊之「進化的秩序の理論と企業の理論－ヴェブレンとハイエク」『Artes liberales』64：63-82(199906）
江川美紀夫「自由主義の理念－ハイエクを手掛かりに」『亜細亜大学経済学紀要』14（3）：85-101(198911）
江頭進「ハイエクと1930年代のLSE」『経済セミナ-』488：34-40(199509）
江頭進「ハイエクと貨幣」『経済論叢』156（1）：47-64(199507）
江頭進「ハイエクと主観主義」『経済論叢』155（2）：188-203(199502）
江頭進「ハイエクと進化」『経済学史学会年報』33：101-112(199510）
江頭進「ハイエクと大恐慌－理論と観察の狭間で」『経済学史学会年報』37：82-94(199911）
江頭進「ハイエクの均衡概念－前期理論に見られる主観性と時間の観点について」『経済論叢』152（6）：455-470(199312）
江頭進「ハイエクを矮小化する渡部昇一氏へ－「反論」テキストとしたハイエクへの読書案内」『論座』54：92-101(199910）
江頭進「哲人ハイエクの威を借る渡部昇一氏」『論座』50：98-107(199906）
高野成彦「自生的秩序と正義感覚」『学校教育研究』14：105-117(1999）
根井雅弘「ケインズから現代へ 20世紀経済学の系譜－ 4 －経済学における客観主義と主観主義－ハイエクのケインズ批判」『エコノミスト』67（34）：92-97(19890822）
根井雅弘「三大経済学者に学ぶ大不況の経済学－ケインズ（高度な潜在力をもった産業の育成）、シュンペ－タ－（求められる「創造的破壊」の企業者精神）、ハイエク（地道な競争からチャンスをつかんだ者が勝利）（世紀末－経済・文明史から探る「日本再生」－（第5部）新たな地平を求めて）」『エコノミスト』76（56）：148-153(19981228）
佐藤高尚「自由主義における市場と国家－スミスとハイエクを中心として」『成蹊大学法学政治学研究』22：31-56(200006）
左近毅「リバータリアニズム、コムニタリアニズム、アナーキズム」『人文研究』46（4）：159-173(1994）
左近毅「リバータリアニズムと「自由主義」をめぐる論争（第19回〔社会思想史学会〕大会記録－リベラリズム、コミュニタリアニズム、アナキズム－共同性の諸相＜シンポジウム＞）」『社会思想史研究』19：44-52(1995）
斎藤事「国家と市場－ケインズとハイエクの見解」『大分大学教育学部研究紀要』12（2）：215-225(199011）
雑賀夫佐子「F．A．ハイエク－自由の原理」『ソシオサイエンス』6：241-262(2000）
雑賀夫佐子「ハイエクと秩序概念」『ソシオサイエンス』5：217-230(199903）
山崎弘之「F．A．ハイエク思想の哲学的背景－ヒュ－ムとカントからK．ポパ－と岩崎武雄へ」『国士館大学政経論叢』99：75-105(199703）
山崎弘之「ハイエク思想の哲学的分析」『国士館大学政経論叢』101：1-31(199709）
山崎弘之「ハイエク体系とカント哲学」『国士館大学政経論叢』93：17-39(199509）
山中優「F・A・ハイエクの政治思想（1）自生的秩序論とその哲学的基礎」『法学論叢』139（4）：101-118(199607）
山中優「F・A・ハイエクの政治思想（2・完）自生的秩序論とその哲学的基礎」『法学論叢』141（3）：30-48(199706）
山中優「ハイエクの自由擁護論の構造（2）ハイェク論を手がかりとして」『政治経済史学』379：28-50(199803）
山中優「市場経済・自由貿易原理に関する哲学的一考察－ハイエク『隷従への道』を中心に」『皇学館論叢』30（2）：1-16(199704）
山本貴之「「形容詞」としての貨幣－ハイエクと幣制（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：55-65(199112）
山本晴義「「新保守主義」について－ 3 －ハイエクとポパ-」『大阪経大論集』42（5）：7-17(199203）
市岡義章「欧州通貨をめぐる2つのアプロ-チ－ハイエクとアグリエッタ」『経済科学』40（4）：235-250(199303）
篠塚慎吾「分配の正義に関する一考察－ハイエクの分配の正義批判とロ-ルズの正義論」『千葉商大論叢』32（4）：67-82(199503）
秋元ひろと「規則の基盤としての情念－ハイエクとヒュ-ム（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：112-120(199112）
小原英隆「貨幣理論の文脈におけるスラッファのハイエク批判－小島専孝著『ケインズ理論の源泉』への質問」『明大商学論叢』82（4）：113-138(200002）
小西唯雄／石原敬子「「競争」の概念と競争政策－完全競争、ハイエク、シュムペ-タ-をめぐって－下－」『公正取引』482：24-30(199012）
小西唯雄／石原敬子「「競争」の概念と競争政策－完全競争、ハイエク、シュムペ-タ-をめぐって－上－」『公正取引』481：19-25(199011）
小野秀生「福祉国家の危機と再構成－ハイエク、フリ-ドマンの所説によせて」『福祉社会研究』1：58-68(200006）
小林大造「ハイエクの経済政策原理論」『大阪商業大学論集』53：129-148(197812）
小林大造「新自由主義の福祉国家批判論について－ハイエク、ハーブッシュ、トウーフトフェルトのばあい」『大阪商業大学論集』62：111-129(198112）
松原隆一郎「ケインズとハイエク－慣習論の系譜（ケインズ生誕百年－ケインズの経済社会思想）」『季刊現代経済』52：113-124(198303）
松原隆一郎「ルールの進化論－今西綿司のハイエク批判（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：206-214(199112）
森政稔「アナーキズムの自由と自由主義の自由－シュティルナ-とフォイエルバッハのばあい（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：232-250頁(199404）
森村進「リバタリアニズムの理論的基礎（特集ラディカルな自由主義／アナーキーな資本主義）」『情況第二期』7（8）：30-44頁(199609）
森村進「リバタリアンな正義の中立性」『一橋論叢』124（1）：1-17頁(200007）
森嶋道夫「終わりよければすべてよし（9）ハイエク就任50周年記念晩餐会」『論座』58：232-245(200002）
森藤一男「「社会的会計規範」分析の視点－ハイエク著「法と立法と自由」に関連づけて（会計と監査の基本問題＜特集＞－会計理論および会計制度の基本問題）」『南山経営研究』9（2）：215-223(199411）
菅野淳「米国における「リバタリアニズム」についての一考察」『専修法研論集』28：1-48頁(200103）
星野彰男「スミスとハイエク」『経済系』172：54-62(199207）
西山千明「「ハイエク革命」序説（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：223-228(199112）
西山千明「90年代のいま「ハイエク革命」を－下－「補完と相互作用の経済学」へ向けて」『エコノミスト』71（12）：31-35(19930316）
西山千明「90年代のいま「ハイエク革命」を－上－繁栄と民主主義の成功が何をもたらしたか」『エコノミスト』71（10）：76-80(19930302）
西山千明「ハイエク通貨当局の“人為的”大量信用創造があの大バブルの源だった（＜特集＞「超」勉強法大不況の経済学）」『エコノミスト』75（7）：70-72(19970211）
西山千明「ハイエクの究極的警告を無視した渡部昇一氏の反論」『論座』59：210-221(200003）
西山千明「ハイエク理論と現実－渡部・江頭論争を踏まえて」『論座』55：60-73(199911）
西山千明「新世紀、日本経済は飛翔する！何故か－ハイエクの愛弟子が大予測」『諸君』31（4）：160-172(199904）
西山千明「日本経済の課題とハイエクの経済理論－ “新自由主義”は現代の危機を救えるか」『労働法学研究会報』27（11）：1-42(19760326）
西部忠「20世紀とはどんな時代だったのか－ 20世紀資本主義と三人〔シュンペ－タ－・ケインズ・ハイエク〕が描いた理論の循環（特集夏休みに読む30冊）」『経済セミナ－』547：30-32(200008）
西部邁「文明と成熟－西欧近代の裏街道を往く－ 15 －ハイエク－市場秩序への信仰」『諸君』27（6）：274-282(199506）
西野敞雄「税漫筆・補遺－ 6 －累進課税とハイエクの租税論」『時の法令』1411：84-87(19911015）
川本隆史「自由・秩序・所有－ハイエクとセンの対決（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：66-74(199112）
大黒弘慈「【経済学研究＝動向と展望】－ 5 －自由銀行業論と数量説批判－ハイエク・バジョット・マルクス」『月刊フォ-ラム』8（10）：102-111(199610）
大黒弘慈「バジョットの単一準備制論－マルクスとハイエクの「失われた環」」『経済学論集』62（4）：36-67(199701）
大沢真幸「経済の自生的反秩序－ルーマンに映したハイエク－承前－（ハイエク）」『現代思想』20（2）：253-263(199202）
大沢真幸「経済の自生的反秩序－ルーマンに映したハイエク－承前－（ハイエク）」『現代思想』20（1）：26-38(199201）
大沢真幸「経済の自生的反秩序－ルーマンに映したハイエク（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：100-111(199112）
滝川岩一「国防の根本を考える（補遺）－哲学史のなかのハイエクについて」『波濤』24（6）：77-94(199903）
沢田昭夫「ハイエクの法理論の一側面－動態的秩序としてのコモン・ロー体系（英米法部会）」『比較法研究』54：89-96(199212）
沢野雅樹「紳士海賊の共和制－ウィリアム・バロウズと自由主義（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：216-231頁(199404）
団野正浩「ハイエクの租税論－累進課税の問題を中心として」『税務大学校論叢』21：361-397(199103）
池田幸弘「ハイエクと制度進化の経済学－自生的秩序と国家（特集：制度進化の思想と経済学）」『経済学史学会年報』34：40-52(199611）
池田幸弘／江頭進「江頭進『F.A.ハイエクの研究』日本経済評論社〔含:リプライ〕」『経済学史学会年報』38：186-188(200011）
竹内章郎「相対主義的装いをまとう絶対主義の陥穽－ハイエク思想との全面対決のために（特集相対主義と現代世界－文化・社会・科学）」『唯物論研究年誌』2：135-167(199710）
中込正樹「ハイエク的経済観からの新しい開発経済理論をめざして」『青山経済論集』48（2）：77-99(199610）
中村秀一「S．F．Frowen ed．、「ハイエク：経済学者そして社会思想家－批判的回顧」」『経済学史学会年報』36：178-180(199810）
中村清「ハイエクの社会理論について」『宇都宮大学教育学部紀要第1部』30：135-147(198012）
中島徹「市場と自己決定（下）憲法学における自覚なきリバタリアニズム」『法律時報』72（7）：47-54頁(200006）
中島徹「市場と自己決定（上）憲法学における自覚なきリバタリアニズム」『法律時報』72（5）：69-74頁(200005）
中野聡子「自生的秩序と秩序を形成する主体概念の特性」『東海大学紀要政治経済学部』26：119-137(1994）
猪木武徳「「文明論」としてのハイエク理論（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：215-222(199112）
張博珍「ハイエク自生的秩序論における抽象的属性の批判的再考－「解剖学的」秩序論から「現象学的」秩序論へ」『経済学雑誌』100（1）：76-100(199906）
張博珍「言語的判断・規則に従うことそして市場の位置－ハイエク市場理論の深化と市場「メカニズム」論の終焉」『経済学雑誌』98（5・6）：144-170(199803）
張博珍「市場の自生的秩序論再考－ハイエク自生的秩序論に基づいて」『経済学雑誌』97（4）：64-85(199611）
張博珍「時間運動としての知識－ベルクソンの時間論から見たハイエク知識論の深み」『経済学雑誌』96（5・6）：66-86(199603）
長谷川啓之「現代オ-ストリア学派の企業者観（3）F．v．ハイエクの企業者観」『商学集志』61（3）：11-26(199112）
田中金司「ヴィクセル→ハイエク→M．フリ－ドマン－前進のための回顧（故安田信一教授追悼号）」『関西大学商学論集』28（1）：3-30(198304）
田中成明「リバタリアニズムの正義論の魅力と限界－ハイエク、ノージック、ブキャナン」『法学論叢』138（4～6）：101-131(199603）
渡部昇一「『ハイエク』批判の江頭進氏に答える」『論座』52：56-65(199908）
渡部昇一「ハイエクの精神抜きでハイエクの経済学を語るな－江頭進氏と西山千明氏に答える」『論座』56：50-59(199912）
渡部昇一「ハイエク論争終了宣言」『論座』60：320-323(200005）
土場学「自生的秩序と個人主義的秩序－ハイエクの自生的秩序論における正議論的秩序問題」『社会学評論』46（1）：2-15(199506）
嶋中雄二「ハイエク理論再考（ぷらっとふぉ－む）」『経済セミナ－』274：110-112(197711）
嶋中雄二「世界的な資金大逆流によるドル下落が始まった－ハイエク理論からの考察（特集ドル暴落－米国経済の至福が崩れる日）」『エコノミスト』77（35）：53-55(19990810）
嶋津格「F．A．ハイエクの法理論に関する一試論」『法哲学年報』1979：192-203(1979）
嶋津格「橋本努『自由の論法－ポパ-・ミ-ゼス・ハイエク』」『経済研究』47（3）：277-279(199607）
嶋津格［著］／森池豊武［討論］「理性の射程－ハイエク社会理論における立法の位置〔含討論〕（法の社会理論と法社会学＜シンポジウム＞）」『法社会学』44：2-17(199204）
内田誠吾「ハイエクの秩序観－自生的秩序の限界（理性の限界としての）」『筑波大学経済学論究』21・22：49-73(199911）
楠茂樹「独禁法における「競争」の理解及び「競争」とルールの関係についての検討(1)ハイエク競争論及びルール論の視点から」『法学論叢』147(3)：70-88(200006）
白川星而「共産主義を崩壊させた人びと(5)フリードリッヒ・ハイエク」『世界思想』26(11)：50-53(200011）
武井昭／机光男「イギリス型福祉国家とハイエクの福祉観－ 1 －」『高崎経済大学論集』32（1）：49-72(198906）
武井昭／机光男「イギリス型福祉国家とハイエクの福祉観－ 2 －」『高崎経済大学論集』32（2）：1-28(198909）
武井昭／机光男「イギリス型福祉国家とハイエクの福祉観－ 3 －」『高崎経済大学論集』32（3）：1-24(198912）
武井昭／机光男「イギリス型福祉国家とハイエクの福祉観－ 4 －」『高崎経済大学論集』32（4）：99-122(199003）
副島隆彦「グローバリズムとリバータリアニズムアメリカ「政治思想」の二大潮流を読め！（2001年が見える本あと5年で、すべてが変わる！？－ PART5 2001年の世界）」『別冊宝島』282：224-227頁(199611）
副島隆彦「ワ－ルド・ウオッチ（22）リバータリアニズムとは何か」『正論』322：202-206頁(199906）
平井俊顕「ハイエクの市場社会観－「現場の人」と情報伝播としての「価格システム」」『上智経済論集』40（2）：29-51(199503）
平山朝治「比較経済思想序説－マルクス、ウェーバー、ハイエクを超えて－ 1 －」『筑波大学経済学論集』28：1-28(199210）
平山朝治「比較経済思想序説－マルクス、ウェーバー、ハイエクを超えて－ 2 －」『筑波大学経済学論集』29：1-30(199303）
万田悦生「F・A・ハイエクと国家の問題」『法学研究』73(7)：25-50(200007）
万田悦生「ハイエクの自由論－ハイエクとその批判者達」『京都外国語大学研究論叢』52：185-200(199903）
万田悦生「民主主義と自由主義－ F．A．ハイエクの政治思想」『京都外国語大学研究論叢』53：233-246(199909）
木内信胤「インフレは大量失業への道だ－ハイエク教授の「インフレ論」」『自由』17（2）：114-121(197502）
野田裕久「ハイエクとオークショット－ 1 －合理主義批判型自由主義の展開」『愛媛法学会雑誌』22（1）：27-44(199506）
野田裕久「ハイエクとオークショット－ 2完－合理主義批判型自由主義の展開」『愛媛法学会雑誌』22（2）：83-97(199509）

【覚え書き等】

【関連リンク】

Peter J. Boettke, "Friedrich A. Hayek (1899-1992)."

□ライル（Gilbert Ryle 1900‐76）

□バターフィールド（Butterfield, Herbert 1901-71）

□Ｍ・オークショット（Oakeshott, Michael Joseph 1901-1990）

マイケル・オークショット〔嶋津格／森村進ほか訳〕1988『政治における合理主義』勁草書房

「政治における合理主義」1947
「自由の政治経済学」1949
「バベルの塔」1948
「合理的行動」1950
「政治教育」1951
「歴史家の営為」1955
「保守的であるということ」1956
「人類の会話における詩の言葉」1959
「ホッブズの著作における道徳的生」1960
「大学にふさわしい「政治学」教育について」1961

中金聡1995『オークショットの政治哲学』早稲田大学出版部（政治思想研究叢書）
野田裕久1991「オークショット『政治における合理性』」足立幸男編『現代政治理論入門----原典で学ぶ15の理論』ミネルヴァ書房
渋谷浩1981「自然法なき保守主義 ─ マイケル・オークショット」飯坂良明／渋谷浩／藤原保信編『現代の政治思想』理想社
添谷育志1995『現代保守思想の振幅 ─ 離脱と帰属の間』新評論、第１-２章
寺島俊穂1998「第５章　マイケル・オークショット──保守主義と政治」『政治哲学の復権 ─ アレントからロールズまで』ミネルヴァ書房
福井秀樹1997-98「法共同体と目的共同体 ─ オークショットの近代国家論（一）（）」『法学論叢』139(5)、141(5)
野田裕久1988「イギリス政治文化と保守主義 ─ マイケル・オークショットを手がかりとして」『法学論叢』123(2)
野田裕久1995「ハイエクとオークショット ─ 合理主義批判型自由主義の展開（一）（二）」『愛媛法学会雑誌』22(1)、22(2)

□ポパー（Karl Raimund Popper 1902-1994）

日本ポパー哲学研究会（日本語のインデックス、「みんなのためのポパー」（工事中）、文献案内、特別寄稿論文）
論文「反証主義の方法論と科学の進歩（苫小牧駒澤大学、植木哲也氏）
論文「ポパーの科学哲学」（鹿児島大学、小河原誠氏、批判的合理主義）
山崎好裕1999「漸次的社会工学――ポパー『歴史主義の貧困』1960年」『経済学の知恵――現代を生きる経済思想』ナカニシヤ出版（※おそらく最も簡潔で分かりやすい。「コアと仁」の例が適切かどうかはともかく。）
小林傳司「ポパー『推測と反駁』」村上陽一郎編『現代科学論の名著』中公新書、1989
バウマー、Ｆ「開かれた社会とその敵たち」『近現代ヨーロッパの思想』大修館書店、1992（原著、1977）〔※簡潔ながら、ポパーの政治思想を20世紀思想史の中で位置づける上で極めて示唆に富む。〕
Ｍ・Ａ・ナッターノ編〔ポパー哲学研究会訳〕『フレームワークの神話----科学と合理性の擁護』未来社（1950-70年代の講演と論考を集めたもの。原著、1994）

第１章「科学革命の合理性」
第２章「フレームワークの神話」
第３章「理性か革命か」
追補1974年「フランクフルト学派」
第４章「科学----問題、目的、責任」
第５章「哲学と物理学」
第６章「科学者の社会的責任」
第７章「歴史哲学への多元論的アプローチ」
第８章「モデル、道具、真理」
第９章「認識論と産業化」

ポパー〔小河原誠／蔭山泰之訳〕1995『よりよき世界を求めて』未来社（主に一般向けの講演を集めたもの。原著、1984）

「知識と実在の形成----よりよき世界を求めて」
「知と無知について」
「いわゆる知の源泉について」
「科学と批判」
「社会科学の論理」
「大言壮語に抗して（もともと公開するつもりのなかった一通の手紙）」
「書物と思想、ヨーロッパ最初の本」
「文化の衝突について」
「イマヌエル・カント----啓蒙の哲学者」
「知による自己解放」
「自由主義の原則に照らしてみた世論」
「歴史的理解についての客観的理論」
「わたくしは哲学をどのように見ているか（フリッツ・ヴァイスマンと最初の月世界旅行者からとられた）」
「寛容と知的責任（クセノファネスとヴォルテールからとられた）」
「西側は何を信じているか（『開かれた社会』の著者からとられた）」
「科学と芸術における創造的自己批判（ベートーベンのスケッチブックからとられた）」

□オーウェル（Orwell, George 1903-50）

ジョージ・オーウェル〔新庄哲夫訳〕『カタロニア讃歌』ハヤカワ文庫NF97（原著、1933）〔岩波文庫？〕
ジョージ・オーウェル『動物農場』角川文庫（原著、1945）
ジョージ・オーウェル〔新庄哲夫訳〕『1984年』ハヤカワ文庫NV8（原著、1949）
ジョージ・オーウェル1995『像を撃つ』（オーウェル評論集１）平凡社ライブラリー

「絞首刑」
「像を撃つ」
「マラケシュ」
「右であれ左であれ、わが祖国」
「スペイン戦争回顧」
「『動物農場』ウクライナ版への序文」
「なぜ私は書くか」
「一書評家の告白」
「貧しき者の最後」
「あの楽しかりし日々」
「私の好きなように」より（エズラ・パウンド／迷信／死後の生命の信仰／クリケット試合での思い出／全体主義の下で内面の自由があるか／「有色人種立入禁止」／日射病の迷信／「客観的に言えば」／『フェアチャイルド家の人々』／ナチスの残虐行為の報道とサディズム／戦後体制・戦争の永久化／「軽信の時代」／船旅の思い出／ソヴィエト文学／目覚めの方法／ビルマの独立／ウェルズの誤植／墓碑銘／春のきざし
「編者解題」
里見実「解説：反ジェントルマンから、アンチ帝国主義へ」

ジョージ・オーウェル1995『水晶の精神』（オーウェル評論集３）平凡社ライブラリー

「政治と英語」
「ナショナリズム覚え書き」
「文学の禁圧」
「作家とリヴァイアサン」
「ウェルズ・ヒトラー・世界国家」
「詩とマイクロフォン」
「聖職者の特権----サルヴァドル・ダリ覚え書き」
「リア王・トルストイ・道化」
「ガンジーについての感想」
「ジェイムズ・バーナムと管理革命」
「復讐の味は苦い」
「書評：Ｅ.Ｉ.ザミャーチン著『われら』」
「書評：オスカー・ワイルド著『社会主義下の人間の魂』」
「書評：オズバート・シットウェル著『大いなる夜明け』」
「書評：ウィンストン・チャーチル著『最良の時』」
「編者解題」
関曠野「解説：言葉、政治そして人間らしさ」

ジョージ・オーウェル1995『鯨の腹のなかで』（オーウェル評論集３）平凡社ライブラリー

「鯨の腹のなかで」
「チャールズ・ディケンズ」
「ラドヤード・キプリング」
「アーサー・ケストラー」
「政治対文学----『ガリヴァー旅行記』論考」
「編者解題」
鶴見俊輔「解説：鯨の腹のなかのオーウェル」

ジョージ・オーウェル1995『ライオンと一角獣』（オーウェル評論集４）平凡社ライブラリー

「ライオンと一角獣----社会主義とイギリス精神」
「ドナルド・マッギルの芸術」
「少年週刊誌」
「おかしくても、下品ではなく」
「ノンセンス・ポエトリー」
「よい悪書」
「バンゴーからの汽車の旅」
「イギリス風殺人の衰退」
「スポーツ精神」
「イギリス料理の弁護」
「一杯のおいしい紅茶」
「パブ「水月」」
「クリスマスを迎えて----「私の好きなように」より」
「ひきがえる頌」
「ブレイの教区牧師のために弁明を一言」
「編者解題」
川端康雄「解説：「オーウェル風」のくらしむき」

ジョージ・オーウェル〔小林歳雄訳〕1984『空気を求めて』晶文社（オーウェル小説コレクション）
ジョージ・オーウェル〔土屋宏之／上野勇訳〕1996『ウィガン波止場への道』ちくま学芸文庫
ジョージ・オーウェル〔奥山康治ほか訳〕1997『気の向くままに』彩流社
ジョージ・ウドコック〔奥山康治訳〕1972『オーウェルの全体像----水晶の精神』晶文社（原著、1966）〔大石健太郎訳、彩流社、1995もあり〕
河合秀和『ジョージ・オーウェル』（イギリス思想叢書）研究社
オードリィ・コパード／バーナード・クリック編〔オーウェル会訳〕『思い出のオーウェル』晶文社
奥山康治1983『ジョージ・オーウェル』早稲田大学出版部
奥山康治1999『オーウェル----時代を超える精神』早稲田大学出版部
アーヴィング・ハウ編〔蔭山宏ほか訳〕1985『世紀末の診断----1984年以後の世界』みすず書房（原著、1983）

アーヴィング・ハウ「序論　権力----この不可解なるもの」
ロバート・Ｃ・タッカー「偉大な兄弟（ビッグ・ブラザー）は実在するか」
マイケル・ワルツァー「「挫折せる全体主義」について」
レシェック・コワコフスキ「全体主義と嘘の効用」
ミロヴァン・ジラス「レーニン主義型全体主義の崩壊」
ヨハノ・シュトラッサー「エキスパートの時代に向かって」
ジェームズ・ルール「コンピュータ化社会の全体主義」
ロバート・ニスベット「『1984』と保守的想像力」
リヒャルト・レーヴェンタール「全体主義の彼方？」

□アーレント（Arendt, Hannah 1906-1975）

千葉眞「アーレント『人間の条件』」佐々木毅編『現代政治学の名著』中公新書、1989

□ハート（Hart, Herbert Lionel Adelphus 1907-）

□クワイン（Willard van Orman Quine　1908‐）

□スティーヴンスン（Stevenson, Charles Leslie 1908-1979）

Ｃ・Ｌ・スティーヴンソン〔島田四郎訳〕1984『倫理と言語　増訂版』内田老鶴圃（底本は1953年の第６版）

□アイザイア・バーリン（Berlin, Isaiah 1909-1997）

バーリン、アイザィア〔小川晃一ほか共訳〕1979『自由論』みすず書房（原著、Four Essays on Liberty, 1969.）

「序論」1969
「二十世紀の政治思想」1950
「歴史の必然性」1954
「二つの自由概念」1958
「ジョン・スチュアート・ミルと生の目的」1969
付録「政治理論はまだ存在するか」1962

バーリン〔福田歓一／河合秀和編〕1983『思想と思想家』（バーリン選集１）岩波書店

「マキアヴェッリの独創性」1971
「自然科学と人文科学の分裂」1974
「モンテスキュー」1955
「ゲルツェンとバクーニン----個人の自由をめぐって」1955
「ベンジャミン・ディズレーリとカール・マルクス----自我の探求」1970
「ヴェルディの「素朴さ」」1968
「ジョルジュ・ソレル」1971
「ナショナリズム----過去における無視と現在の強さ」1978-79

バーリン〔福田歓一／河合秀和編〕1983『時代と回想』（バーリン選集２）岩波書店

「1940年のウィンストン・チャーチル」1949
「フランクリン・Ｄ・ルーズヴェルト大統領」1955
「カイム・ワイツマン」1958
「Ｌ・Ｂ・ネーミエ」1966
「Ｊ・Ｌ・オースティンと初期のオックスフォード哲学」1973
「アインシュタインとイスラエル」1979
「ロシアの詩人たちとの会話」1980
「哲学の目的」1962
「「希望と恐怖から自由に」」1964
「平等」1956
福田歓一「解説　アイザイア・バーリンの人と業績」

バーリン〔福田歓一／河合秀和編〕1984『ロマン主義と政治』（バーリン選集３）岩波書店

「西欧におけるユートピア思想の衰退」1978〔※日本での講演、後に The Crooked Timber of Humanity, 1990. に収録〕
「反啓蒙主義」1973
「ヴィーコの知識概念」1969
「ヴィーコと啓蒙の理想」1976
「モーゼス・ヘスの生涯と意見」1959
「ロシアと1848年」1948
「注目すべき10年間」1954

「ロシア・インテリゲンツィアの誕生」
「ペテルブルクとモスクワにおけるドイツ・ロマン主義」
「ヴィッサリオン・ベリンスキー」
「アレクサンドル・ゲルツェン」

Ｈ・ハーディ「Ｉ・バーリン著作目録」

バーリン〔福田歓一／河合秀和／田中治男／松本礼二訳〕1992『理想の追求』（バーリン選集４）岩波書店〔実質的には Henry Hardy ed., The Crooked Timber of Humanity, 1990. の邦訳〕

ハーディ「編集者の序文」
「理想の追求」1988
「ジャンバティスタ・ヴィーコと文化史」1983
「18世紀ヨーロッパ思想におけるいわゆる相対主義」1980
「ジョゼフ・ド・メーストルとファッシズムの起源」（未発表草稿、1960?）
「ヨーロッパの統一とその変転」1959
「ロマン主義における「意志」の賛意----理想世界の神話にたいする反乱」1975
「曲げられた小枝----ナショナリズムの勃興について」1972

□Ａ・Ｊ・エア（Ayer, Sir Alfred Jules 1910-1989）

エア〔吉田夏彦訳〕1955『言語・真理・論理』岩波書店（原著、1946）

□Ｊ・Ｌ・オースティン（Austin, John Langshaw 1911-1960）

オースティン〔丹治信春／守屋唱進訳〕1984『知覚の言語----センスとセンシビリテ』勁草書房（原著 G. J. Warnock ed., Sense and Sensibilia, 1962.）
オースティン〔坂本百大訳〕1978『言語と行為』勁草書房（原著、1975）

□パスモア（Passmore, John 1914-）

□ダール（Dahl, Robert 1915-）

ダール、Ｒ〔内山秀夫訳〕『民主主義理論の基礎』未来社（原著、1956）
ダール、Ｒ〔高畠通敏／前田修訳〕『ポリアーキー』三一書房（原著、1971）
ダール、ロバート〔高畠通敏訳〕『現代政治分析』岩波書店
杉田敦1995「リベラル・デモクラシーのディレンマ----Ｒ・ダールをめぐって」『権力の系譜学----フーコー以後の政治理論に向けて』岩波書店

□デイヴィドソン（Davidson, Donald 1917-）

□マッキー（Mackie, John Leslie 1917-1981）

マッキー〔加藤尚武監訳〕1990『倫理学----道徳を創造する』晢書房（原著、1977）

□アンスコム（Anscombe, Gertrude Elizabeth M. 1919-）

□Ｒ・Ｍ・ヘア（Hare, Richard Mervyn 1919-）

□ジョン・ロールズ（Rawls, John 1921-）

中山竜一2000『二十世紀の法思想』（岩波テキストブックス）岩波書店、102-111頁
川本隆史1995『現代倫理学の冒険』創文社、第２章
ロールズ1984〔藤原保信訳〕「秩序ある社会」岩波書店編集部編『現代世界の危機と未来への展望』岩波書店〔※ロールズの立場を簡潔に述べたエッセイ「カント的平等の概念」1975の邦訳。最初に読むならこれでしょう。〕
ロールズ1979〔田中成明編訳〕『公正としての正義』木鐸社〔※収録作品と初出----「公正としての正義」1958、「憲法上の自由と正義の概念」1963、「分配における正義」1967、「分配における正義----若干の補遺」1968、「市民的不服従の正当化」1969、「正義感覚」1963、「倫理上の決定手続きの概要」1951、「二つのルール概念」1955〕
ロールズ1979〔矢島鈞次監訳〕『正義論』紀伊國屋書店（原著1971）〔※現在新訳が準備中との噂〕
ロールズ1998「万人の法」ロールズほか〔中島吉弘ほか訳〕『人権について----オックスフォード・アムネスティ・レクチャーズ』みすず書房
田中成明198505「ジョン・ロールズ----反功利主義的正義論の旗手」『法学セミナー』1985年５月号
川本隆史『ロールズ----正義の原理』講談社〔※便利な文献目録、用語解説等を収録〕
ライアン、アラン1985「ジョン・ロールズ」スキナー編『グランドセオリーの復権』産業図書
足立幸男1991「ロールズ『正義論』」足立幸男編著『現代政治理論入門――原点で学ぶ15の理論』ミネルヴァ書房

●メモ----『正義論』に対するノージックの讃辞

《…〔ロールズの〕『正義論』は、力強く、深く、巧妙で、広範な、組織的作品であり、政治＝道徳哲学においてこれと類似のものとしては、もしあるとしてもＪ.Ｓ.ミルの著作まで遡らなければならない。そこでは、泉の如く溢れる多彩な啓発的想念が見事なまとまりへと統一されている。今や政治哲学者たちは、ロールズ理論の中で仕事をするか、それとも、なぜそうしないのかを説明するか、のいずれかをせねばならない。我々が展開してきた考察と区別立ては、ロールズによる対案の巧妙な提示によって光を受けるとともに、それに光を与えるものである。ロールズの体系的な考えと格闘してみてそれを受容しなかった人々といえども、それを詳しく研究することから多くを学ぶであろう、ロールズの本を読んで、自分自身の深化された考えの内に多くを、多分変形された形で、取り込まないでいることは、不可能である。道徳理論には、何を行い統合する試みが可能か、全体の理論がいかに美しくありうるか、について新しい刺戟的ヴィジョンを得ずに、彼の本を読了することはできない。…》ノージック〔嶋津格訳〕1998『アナーキー・国家・ユートピア----国家の正当性とその限界』木鐸社、306-7頁。

□クーン（Kuhn, Thomas S. 1922）

村上陽一郎「クーン『科学革命の構造』」村上陽一郎編『現代科学論の名著』中公新書、1989

□Ｓ・ウォリン（Wolin, Sheldon S 1922-）

Ｓ・ウォリン〔千葉眞／中村孝文／斎藤眞訳〕1988『政治学批判』みすず書房

「政治理論の史的展開」1968
「パラダイムと政治理論」1968
「職業としての政治理論」1969
「マックス・ウェーバー----正統化・方法・理論の政治」1981
「ハンナ・アーレントと時間の定め」1977
「フーコーにおける理論と実践」1985
「アメリカにおける国家の観念」1980

Ｓ・ウォリン〔尾形典男／福田歓一ほか訳〕1975-83『西欧政治思想史』福村出版（原著、1960）
Ｓ・ウォリン〔市川太一訳〕1979『ホッブズと政治理論の叙事詩的伝統』未来社（原著、1970）

□ウォーノック（Warnock, Geoffrey James 1923-）

□ファイヤアーベント（Feyerabent, Paul K 1924-）

村上陽一郎「ファイヤアーベント『方法への挑戦』」村上陽一郎編『現代科学論の名著』中公新書、1989

□ワトキンス（Watkins, John W.N. 1924-）

□パットナム（Putnam, Hilary 1926-）

ヒラリー・パットナム『論理学の哲学』法政大学出版局（原著、1971）
ヒラリー・パットナム『実在論と理性』勁草書房（原著、1983）
ヒラリー・パットナム〔野本和幸ほか訳〕1994『理性・真理・歴史----内在的実在論の展開』法政大学出版局（原著、1981）

□フーコー（Foucault, Michel 1926-1984）

松浦義弘「フーコー『言葉と物』」樺山紘一編『現代歴史学の名著』中公新書、1989
若林幹夫「フーコー『監獄の誕生』」杉山光信編『現代社会学の名著』中公新書、1989
『思考集成』
ライクマン、ジョン〔田村俶訳〕1987『ミシェル・フーコー----権力と自由』岩波書店（原著、1985）

□ハーバーマス（Habermas, Ju"rgen 1929-）

若林幹夫「ハーバーマス『公共性の構造転換』」杉山光信編『現代社会学の名著』中公新書、1989
星野智「ハーバーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』」佐々木毅編『現代政治学の名著』中公新書、1989
岩倉正博「Ｊ.ハーバーマス」『法学セミナー』1986年４月号
レヒテ、ジョン「ユルゲン・ハーバーマス」『現代思想の50人』青土社
中岡成文『ハーバーマス----コミュニケーション行為』講談社
藤原保信／三島憲一／木前利秋編『ハーバーマスと現代』新評論、1987

□Ａ・マッキンタイア（MacIntyre, Alasdair 1929-）

Ａ.マッキンタイアー〔菅豊彦ほか訳〕『西洋倫理思想史』（上・下）九州大学出版会、1985-86年
Ａ.マッキンタイヤー〔深谷昭三訳〕『西洋倫理学史』以文社、1986年（→改訂版、1988年）
Ｄ.エメット／Ａ.マッキンタイア編〔松井清／久保田芳廣訳〕『社会学理論と哲学的分析』弘文堂、1976年
Ａ.Ｃ.マッキンタイアー〔間瀬啓允訳〕『宗教言語の哲学的分析----キリスト教的信念の諸困難』理想社、1970年
アラスデア・マッキンタイアー〔金森誠也訳〕『マルクーゼ』新潮社、1971
A. マッキンタイア〔篠崎榮訳〕『美徳なき時代』みすず書房、1993年
アラスデア・マッキンタイア〔中山菊夫訳〕「フォイエルバッハ・テーゼ----採られなかった道」成蹊大学大学院法学政治学研究科『成蹊大学法学政治学研究』21（1999年12月）pp.61-83.
マッキンタイア，アラスディア［1963］「理性を縛る鉄鎖を砕いて」トムスン他『新しい左翼』岩波書店
山本建郎［1995］「哲学の歴史性の復権は可能か――Ａ.マッキンタイア著（篠崎栄訳）『美徳なき時代』」『理想』655
江口聡［1994］「徳と共同体」『実践哲学研究』18
旗手俊彦「紹介：Alasdair MacIntyre：Whose Justice？Which Rationality？，1988」『アメリカ法』1990-2（1990）pp.232-237.
小林正弥1999「マッキンタイアの美徳-小共同体主義----西洋倫理-政治理論の歴史主義的再生とその限界」『千葉大学法学論集』第13巻第４号、41-88頁

□Ｂ・ウイリアムズ（1929-）

バーナード・ウィリアムズ〔森際康友／下川潔訳〕1993『生き方について哲学は何が言えるか』産業図書（原著 Ethics and the Limits of Philosophy,1985.）

□ロナルド・ドゥウォーキン（Dworkin, Ronald 1931-）

ドゥウォーキン、Ｒ〔木下毅ほか抄訳〕1986『権利論』木鐸社（原著、1977）
ドゥオーキン、Ｒ〔小林公訳〕1995『法の帝国』未来社（原著、1986）
ドゥオーキン、Ｒ〔高橋秀治訳〕1994「リベラルな共同体」『現代思想』22巻５号、青土社（原著、1989）
ドゥオーキン、Ｒ〔水谷英夫／小島妙子訳〕1999『ライフス・ドミニオン』信山社
ドゥオーキン、Ｒ〔石山文彦訳〕1999『自由の法』木鐸社
川本隆史1995『現代倫理学の冒険』創文社、第２章
中山竜一2000、77-101頁
小林公198509「ドゥオーキン----自由主義的平等権の擁護者」『法学セミナー』1985年09月号
長谷川晃「平等・人格・リベラリズム----Ｒ・ドゥオーキンの平等論をめぐって」『思想』（1989年01月）
藤原保信1990「デモクラシーと平等----ロナルド・ドゥオーキン」藤原保信ほか編『政治思想の現在』早稲田大学出版部
旗手俊彦1990「ドゥオーキンの法哲学・政治哲学とリベラリズム」日本法哲学会編『現代における＜個人-共同体-国家　法哲学年報1989』有斐閣、1990
小谷野勝巳1986「「平等者として扱われることへの権利」について----Ｒ・ドゥオーキンの権利理論に関する覚書」『法の理論』７（1986年８月）
小林宙1998「Ｒ・ドゥオーキンの『統合性に基づく自律』」『同志社法学』50巻１号

□チャールズ・テイラー（Taylor, Charles 1931-）

テイラー「承認をめぐる政治」テイラー／ハーバーマス他〔佐々木毅／辻康夫／向山恭一訳〕1996『マルチカルチュラリズム』岩波書店（原著、1994）
杉田敦1995「アイデンティティーと政治」佐々木毅編『自由と自由主義----その政治思想的諸相』東京大学出版会（→杉田敦1998『権力の系譜学----フーコー以後の政治理論に向けて』岩波書店）
橋本努1997「解釈と「問題主体」--チャールズ・テイラーの「自己解釈的存在」とその対案」『経済学研究』47-2（1997.9）pp.299-315.
池端忠司1997「近代・アイデンティティ・公共圏 : チャールズ・テイラーのハーバーマス批判に寄せた見解の素描」『香川法学』17-1（1997.6）pp.114-93.〔我が国の憲法学でテイラーがどう論じられているかを知る上では有益？〕
チャールズ・テイラー「インタヴュー----多文化主義・承認・ヘ-ゲル」『思想』865（1996.06）pp.4-27.
田中智彦「両義性の政治学----チャールズ・テイラーの政治思想」（１）（２）『早稲田政治公法研究』53（1996.12）pp.293-323.,55（1997.08）pp.213-244.
中剛充野「チャ－ルズ・テイラ－における自己」『ソシオロゴス』22（1988）pp.61-79.
中剛充野「チャールズ・テイラーの政治哲学」『相関社会科学』８（1998）pp.49-68.

□ローティ（Rorty, Richard M. 1931-）

ローティ〔野家啓一ほか訳〕1993『哲学と自然の鏡』産業図書（原著、1979）
ローティ〔室井尚ほか訳〕1985『哲学の脱構築』産業図書（原著、1982年）
『偶然性、アイロニー、連帯 Contingency, Irony, and Solidarity』（1989、未邦訳）
スチュアート・シム1999「リチャード・ローティ」スチュアート・シム編〔杉野健太郎／丸山修一監訳〕1999『現代文学・文化理論家事典』松柏社（原著、1995）
野家啓一1993「哲学の終焉と終焉の哲学」『無根拠からの出発』勁草書房〔※初出は『理想』608号1984年01月〕
冨田恭彦1994「基礎づけか連帯か----アーペルに対するローティ擁護の試み」『クワインと現代アメリカ哲学』世界思想社〔※初出は『思想』第743号1986年〕
冨田恭彦1994「直観・語彙・自己形成----ローティの「希望の哲学」」『クワインと現代アメリカ哲学』世界思想社〔※初出は『理想』第634号1987年〕
冨田恭彦1996「反表象主義と自己形成----もう一つの人間像」『アメリカ言語哲学の視点』世界思想社〔※初出は『理想』第651号1993年〕
ローティ、Ｒ「認識論的行動主義と分析哲学の脱超越論化」1985『分析哲学の根本問題』晃洋書房（「現代哲学の根本問題」第９巻。同書には富田恭彦氏による解説が付されている。初出は1978。）
ローティ、Ｒ〔冨田恭彦編訳〕1988『連帯と自由の哲学----二元論の幻想を超えて』岩波書店
ローティ1998「人権、理性、感情」ロールズほか〔中島吉弘ほか訳〕『人権について----オックスフォード・アムネスティ・レクチャーズ』みすず書房
ローティ2000〔須藤訓任訳〕「宗教と科学は敵対するものなのか？」『思想』909（2000年３月）
伊藤邦武1993「哲学と民主主義----ローティーの「政治としての哲学」をめぐって」『理想』651
須藤訓任2000「対立の転轍----ユートピアン＝ローティ」『思想』909（2000年３月）
浜野研三2000「トロツキーと野生の蘭----ローティのポストモダニスト・ブルジョア・リベラリストの問題点」『思想』909（2000年３月）
渡辺幹雄1999『リチャード・ローティ　ポストモダンの魔術師』春秋社

□サール（Searle, John R. 1932）

□スーザン・ソンタグ（Sontag, Susan 1933-）

スーザン・ソンタグ〔高橋康也ほか訳〕1996『反解釈』ちくま学芸文庫（原著、1966）

「反解釈」
「様式について」
「模範的苦悩者としての芸術家」
「シモーヌ・ヴェーユ」
「カミュの『ノートブック』」
「ミシェル・レリスの『成熟の年齢』」
「英雄としての文化人類学者」
「ジェルジ・ルカーチの文学論」
「サルトルの『聖ジュネ』」
「ナタリー・サロートと小説」
「イヨネスコ」
「『神の代理人』をめぐって」
「悲劇の死」
「演劇時評、その他」
「マラー／サド／アルトー」
「ブレッソンにおける精神のスタイル」
「ゴダールの『女と男のいる舗道』」
「惨劇のイマジネーション」
「ジャック・スミスの『燃え上がる生きもの』」
「レネの『ミュリエル』」
「小説と映画----覚え書き」
「無内容な敬虔」
「精神分析学とノーマン・Ｏ・ブラウンの『エロスとタナトス』」
「ハプニング----ラディカルな併置の芸術」
「《キャンプ》についてのノート」
「一つの文化と新しい感性」

□マイケル・ウォルツァー（Walzer, Michael 1935-）

杉田敦2000「寛容と差異----政治的アイデンティティをめぐって」井上達夫編2000『岩波　新・哲学講義７　自由・権力・ユートピア』岩波書店

□ロバート・ノージック（Nozick, Robert 1938-）

【入門的な一次文献】

【入門的な二次文献】

川本隆史1995『現代倫理学の冒険』創文社、第３章
石山文彦198608「ロバート・ノージック----ラディカルな自由尊重主義者」『法学セミナー』1986年08月号
若松良樹1991「ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』」足立幸男編著『現代政治理論入門――原点で学ぶ15の理論』ミネルヴァ書房

【一次文献】

ノージック1998〔嶋津格訳〕『アナーキー・国家・ユートピア－国家の正当性とその限界』木鐸社（原著1974）
ロバート・ノージック／井上章子訳『生のなかの螺旋－自己と人生のダイアローグ』（青土社、1993）
ロバート・ノージック／坂本百大ほか訳『考えることを考える』（上・下）（青土社、1997）

【二次文献】

－研究書等（邦語）－

ジョナサン・ウルフ1994『ロバート・ノージック』勁草書房〔※非常に有益な「訳者解説」と「文献目録」を収録〕

－論文等（邦語）－

Charles Taylor／田中智彦［訳］「アトミズム（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：193-215頁(199404）
D．Askew「リバタリアニズム研究序説－ 1 －最小国家論と無政府資本主義の論争をめぐって」『法学論叢』135（6）：44-65(199409）
D．Askew「リバタリアニズム研究序説－ 2完－最小国家論と無政府資本主義の論争をめぐって」『法学論叢』137（2）：90-114(199505）
David Askew「ハイエクの自由擁護論の限界－リバタリアンの言説を手がかりに（ハイエク－市場経済の論理＜特集＞）」『現代思想』19（12）：75-84頁(199112）
安藤次男「現代アメリカ政治の変容とリバータリアン党」『立命館国際研究』11（3）：437-452頁(199903）
稲葉振一郎「メタ・ユ-トピアの構図－ロバ-ト・ノージック『アナーキー・国家・ユ-トピア』再読（特集ラディカルな自由主義／アナーキーな資本主義）」『情況第二期』7（8）：45-64(199609）
蒲島郁夫／竹中佳彦「日本人のイデオロギー－ 5 －自由主義－ 2 －リバタリアンとエガリタリアンへの分化」『選挙』46（3）：23-26頁(199303）
左近毅「リバータリアニズム、コムニタリアニズム、アナーキズム」『人文研究』46（4）：159-173(1994）
左近毅「リバータリアニズムと「自由主義」をめぐる論争（第19回〔社会思想史学会〕大会記録－リベラリズム、コミュニタリアニズム、アナキズム－共同性の諸相＜シンポジウム＞）」『社会思想史研究』19：44-52(1995）
若林威郎「正当な国家の可能性－ R．ノ－ジックの最小国家論について」『早稲田法学会誌』40：155-205(1990）
小田健「自由主義と政治権力－ノジックの「最小国家」」『天理大学学報』157：21-42(198803）
森政稔「アナーキズムの自由と自由主義の自由－シュティルナ-とフォイエルバッハのばあい（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：232-250頁(199404）
森村進「リバタリアニズムの理論的基礎（特集ラディカルな自由主義／アナーキーな資本主義）」『情況第二期』7（8）：30-44頁(199609）
森村進「リバタリアンな正義の中立性」『一橋論叢』124（1）：1-17頁(200007）
陣野宏史「ノージックの知識論」『哲学世界』17：69-80(1994）
石山文彦「現代の法哲学者たち－ 16 －ロバート・ノージック－ラディカルな自由尊重主義者」『法セミ』380：70-73(198608）
川本隆史「ロバ-ト・ノージック哲学的説明（未邦訳ブックガイド－現代思想の22冊＜特集＞）」『現代思想』14（4）：158-164(198604）
大岩雄次郎「制度と公正－ロ－ルズとノジックの比較を通して」『国際商科大学論叢』24：175-180(1981）
沢野雅樹「紳士海賊の共和制－ウィリアム・バロウズと自由主義（リベラリズムとは何か＜特集＞－リバータリアニズムとアナーキズム）」『現代思想』22（5）：216-231頁(199404）
中島徹「市場と自己決定（下）憲法学における自覚なきリバタリアニズム」『法律時報』72（7）：47-54頁(200006）
中島徹「市場と自己決定（上）憲法学における自覚なきリバタリアニズム」『法律時報』72（5）：69-74頁(200005）
田中成明「リバタリアニズムの正義論の魅力と限界－ハイエク、ノージック、ブキャナン」『法学論叢』138（4～6）：101-131(199603）
内藤朝雄「自由な社会のための生態学的設計主義－「いじめ」の秩序を退縮させるジンメル・ノ－ジック的条件を手がかりにして（特集教育）」『家計経済研究』44：35-47(199910）
副島隆彦「グローバリズムとリバータリアニズムアメリカ「政治思想」の二大潮流を読め！（2001年が見える本あと5年で、すべてが変わる！？－ PART5 2001年の世界）」『別冊宝島』282：224-227頁(199611）
副島隆彦「ワ－ルド・ウオッチ（22）リバータリアニズムとは何か」『正論』322：202-206頁(199906）
木村高公「3つの義務論－ロールズ・ノジック・エチオーニ」『経済学論叢』43（3）：266-287(199203）

□ジョゼフ・ラズ（Raz, Joseph 1939-）

深田三徳1994「Ｊ・ラズの法理学について」ラズ〔深田三徳編訳〕『権威としての法----法理学論集』勁草書房
大塚滋198607「Ｊ・ラズ----実践的推論における法実証主義」『法学セミナー』1986年07月号
中山竜一2000、127-134頁
ラズ、ジョゼフ〔深田三徳編訳〕1994『権威としての法----法理学論集』勁草書房
濱真一郎1997-1998「ジョセフ・ラズの卓越主義的リベラリズム」（一）（二・完）『同志社法学』49巻１号、２号

□パーフィット（Parfit, Derek 1942-）

□ピーター・シンガー（Singer, Peter 1946-）

□マーサ・ヌスバウム（Nussbaum, Martha Craven 1947-）

ヌスバウム「女たちに正義を！」『みすず』1993年８月号
マーサ・Ｃ・ヌスバウム他〔辰巳伸知／能川元一訳〕『国を愛するということ----愛国主義の限界をめぐる論争』人文書院（原著、1996）

ジョシュア・コーエン「序文」
マーサ・Ｃ・ヌスバウム「愛国主義とコスモポリタニズム
クウェイム・アンソニー・アッピア「コスモポリタン的愛国者」
ベンジャミン・Ｒ・バーバー「憲法への忠誠」
シセーラ・ボク「部分から全体へ」
ジュディス・バトラー「文化における普遍性」
リチャード・フォーク「コスモポリタニズムを修正する」
ネイサン・グレイザー「忠誠の限界」
エイミー・ガットマン「民主的市民権」
ガートルード・ヒンメルファーブ「コスモポリタニズムの幻想」
マイケル・Ｗ・マコンネル「小集団を無視するな」
ロバート・ピンスキー「エロス対エスペラント」
ヒラリー・パトナム「われわれは愛国主義か普遍的理性かを選ばねばならないのか」
エレイン・スカリー「他者を想像することの困難さ」
アマルティア・セン「人間性と市民権」
チャールズ・テイラー「なぜ民主主義は愛国主義を必要とするのか」
イマニュエル・ウォーラースティン「愛国主義でもコスモポリタニズムでもなく」
マイケル・ウォルツァー「愛情の圏域」
マーサ・Ｃ・ヌスバウム「返答」
辰巳伸知「訳者解説----アメリカ的愛国主義とその外部」

□マイケル・サンデル（Sandel, M. J. 1953-）

川本隆史1995『現代倫理学の冒険』創文社、第４章
坂口緑・中野剛充2000「現代コミュニタリアニズム」有賀誠ほか編『ポスト・リベラリズム』ナカニシヤ出版
サンデル1999〔中野剛充訳〕「公共哲学を求めて----満たされざる民主主義」『思想』904（1999年10月）〔※Sandel, Democracy's Discontent, 1996 の終章・結論部分の邦訳----１．共和主義的自由----その困難と危険性／２．陶冶のプロジェクトを回避する試み／３．徳の再燃／４．シティズンシップの政治経済格の復興／５．グローバルな政治と固有のアイデンティティ／６．主権国家と主権的自己を超えて〕
サンデル1992〔菊池理夫訳〕『自由主義と正義の限界』三嶺書房〔※1982年版の「索引を除く全訳」に「序論」（Liberalism and Its Critics, 1984 の解説の抄訳）と「日本語版への序文」を加えたもの〕
マイケル・Ｊ・サンデル〔飯田文雄訳〕1996-97「政治的リベラリズムとは何か」（上）（中）（下）『神戸法学雑誌』第45-46巻〔※Rawls,Political Liberalism に対する1994年の書評の翻訳〕
中野剛充「共和主義における「哲学」と「政治」----Michael J. Sandel, Democracy's Discontents を読む」『相関社会科学』７（1997）
木塚正也1997「著書紹介　M. J. Sandel, DEMOCRACY'S DISCONTENT: AMERICA IN SEARCH OF A PUBLIC PHILOSOPHY.」『アメリカ法』1997-2、160-165頁
木塚正也1998「公民主義への戦略----マイケル・サンデルのリパブリカニズムを手がかりとして」『創文』395

□ウィリアム・コノリー（Connolly, William E. 19??-）

Ｗ・コノリー〔金田耕一ほか訳〕1993『政治理論とモダニティー』昭和堂（原著、1988）
ウィリアム・Ｅ・コノリー〔杉田敦／齋藤純一／権左武志訳〕『アイデンティティ／差異----他者性の政治』岩波書店（原著、1991）
コノリー〔杉田敦訳〕1994「善悪の彼岸----ミシェル・フーコーの倫理的感性」『思想』846（原著、1993）
杉田敦1995「アイデンティティーと政治」佐々木毅編『自由と自由主義----その政治思想的諸相』東京大学出版会（→杉田敦1998『権力の系譜学----フーコー以後の政治理論に向けて』岩波書店）
佐々木毅「ポスト・ビヘイヴィオラリズムとその後」『国家学会雑誌』第96巻第５・６号（田中拓道氏による書評）
柴田寿子2000「補論：コノリーをめぐるニーチェとスピノザの対話」『スピノザの政治思想 ─デモクラシーのもうひとつの可能性』未来社（初出、スピノザ協会年報『スピノザーナ』第１号〔1999〕）

□ウィル・キムリッカ（Kymlicka, Will 19??）

ウィル・キムリッカ〔角田猛之／石山文彦／山崎康仕監訳〕1998『多文化時代の市民権----マイノリティの権利と自由主義』晃洋書房
杉田敦1995「アイデンティティーと政治」佐々木毅編『自由と自由主義----その政治思想的諸相』東京大学出版会（→杉田敦1998『権力の系譜学----フーコー以後の政治理論に向けて』岩波書店）
杉田敦2000「寛容と差異----政治的アイデンティティをめぐって」井上達夫編2000『岩波　新・哲学講義７　自由・権力・ユートピア』岩波書店

□思想家名（生-没）

Ｃ．その他

坂本百大編1986『現代哲学基本論文集』（I）勁草書房

「編者まえがき」
ゴットロープ・フレーゲ「意義と意味について」1892
バートランド・ラッセル「指示について」1905
フランク・Ｐ・ラムジー「事実と命題」1927
カール・Ｇ・ヘンペル「意味の経験論的基準における問題と変遷」1950
モーリッツ・シュリック「事実的ア・プリオリは存在するか」1930/31
オットー・ノイラート「プロトコル言明」1932/33
ルドルフ・カルナップ「科学の普遍言語としての物理的言語」1932
「編者解説」

坂本百大編1987『現代哲学基本論文集』（II）勁草書房

ジョージ・Ｅ・ムーア「観念論論駁」1903
アルフレッド・タルスキ「真理の意味論的観点と意味論の基礎」1944
ウィラード・Ｖ・Ｏ・クワイン「存在と必然性に関する考察」1943
ギルバート・ライル「系統的に誤解を招く諸表現」1932
ピーター・Ｆ・ストローソン「指示について」1950
「編者解説」

セラーズ／ホスパーズ編〔現代倫理学研究会訳〕1959『現代英米の倫理学』（全５巻）福村書店（原著、1952）

ラッセル「倫理学の原理（梗概）」
ムーア「功利主義」
ムーア「善は定義できないということについて」
フィールド「倫理学における定義の位置」
フランケナ「自然主義的な誤り」
ユーイング「倫理学における主観主義と自然主義」
シジウィック「倫理的判断」
プリチャード「道徳哲学は誤りに基づいているか」
ロス「「正しい」ということの意味」
ロス「正しい行為を正しい行為たらしめるところのものは何か」
ユーイング「「善い」および「べき」の種々の意味」
ユーイング「善の非自然主義的分析試案」
ストローソン「倫理的直覚主義」
サンタヤナ「実体的倫理学（梗概）」
デューイ「善の構造」
ペリー「関心の対象としての価値」
ロス「善いということの本質」
ホワイト「デューイとルイスとにおける価値と義務」
キャンベル「道徳的価値と非道徳的価値----価値論の第一原理研究」
ブロード「倫理学における道徳感説の考察」
バーンズ「価値に関する一考察」
エイヤー「倫理学批判」
ロス「エイヤー批判」
キャリット「道徳的実証主義と道徳審美主義（梗概）」
スティーブンソン「倫理的名辞の情緒的意味」
エイヤー「価値の情緒説」
ムーア「批判に対する答弁（梗概）」
ムーア「ミルと快楽主義の原理」
ブロード「バトラー僧正の人間本性観」
ブロード「心理学的快楽主義について」
プリチャード「義務と利害（梗概）」
フィールド「カント批判」
フォーク「「べき」と動機」
セラーズ「義務と動機」
エイケン「評価と義務----行動言語における判断の二つの機能」
スタウト「自由意志と責任」
スティーブンソン「倫理的判断と回避可能性」
ホスパーズ「自由意志と心理分析」
ルイス「現代倫理学における道徳的自由」
ルイス「罪と自由」
ポール「罪の問題におけるＨ.Ｄ.ルイス」
キャンベル「道徳基準論序説」
バルフォア「倫理哲学の観念について（梗概）」
ウィリアムス「純粋な要請としての倫理」
ファイグル「妥当立証と正当妥当----倫理的論証の本性と限界の分析」
ニール「道徳における客観性」
ハンプシャー「道徳哲学におけるいくつかの誤りについて」

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